今回はタイ暮らしの4コマ漫画――。
作者は病気がちの漫画家。 なぜかトライアスロンを始めた。それなのに寒がり。なので(?)、タイに移住を決意する……。
タイは親日的だし、バックパッカーが最初に訪れる国だし、 リタイヤ後の候補地としても名高い。
その割にタイ漫画は初めてだ。むしろそのことに驚いた。
記憶をたどると、「クッキングパパ」 でタイ風ラーメンを食べるエピソードがあったかなとか、 島耕作シリーズでもタイが舞台になってたよなと
か、それぐらい。
タイはあまりにもメジャーになりすぎたのかもしれない――。
さて、そんなタイ暮らし、やっぱり目を引くのは「屋台」 だ。
タイは屋台が充実しているので自炊する人が少ないという話は以前から開いていた。
もちろんテイクアウトもOKで、汁物でさえ、ビニール袋に入れて輪ゴムで縛って渡してくれるらしい。
この汁物ビニール袋 in, はじめて経験したのは韓国料理屋でだったけど、初回こそ驚いたもののビニール袋も意外に頑丈で破れたりすることもなかった。
日本人の清潔志向には合わないかもしれないが、けっこう合理的かも。
食品ロスに なるし――。
屋台は、雨が降って客が濡れネズミになっても、そのままおかまいなしに営業が続けられるのは、さすがに 「マイぺンライ(大丈夫!)」のお国柄。
うっかりガスボンベの上に置いてあるガスコンロのさらにまた上に鍋が煮えたぎって乗っかったまま置き去りにされることがよくあっても、 それはご愛嬌なのだ。 マイぺンライ!
もちろん良いことばかりではなくて、とにかく虫の襲来は避けて通れないようだし、病院も私立は金がかかるけどスムーズ、 公立は安いけどとても待たされる、とくっきり。歯医者はすぐに抜きたがるようだ(笑)。
ちょっと感心したのはウォッシュレット。
もっとも日本のような精密なものでもなく、掃除が大変なものでもない。
ミニシャワーが付いていて豪快にお尻を洗うのだ。これってユニットバスでも出来そうだなあ。原始的だがシンプルで使いやすいかも。掃除も楽そうだし。
この漫画は2008年刊行なので、いま現在のタイとはちょっと違っているかもしれない。
日本人がイメージする、かなりユルいタイなのだが、最近のニュースだと、国王と国民の仲がしっくりいってなくて、しょっちゅうデモが起きたりしてる。
タイもグローバル化の波にあらがえず、 のんびりした国ではなくなってるの かもしれない。
作者がまだタイに住んでたら続編を期待したい――。
【プロフィール】
夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・ホットクック 1.0Lで自炊中
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法
・楽天ポイ活
・積み立て投資