らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【人気飲食チェーン店の本当のスゴさがわかる本】チェーン店と言うだけで不当評価していないか? 結局チェーン店へ行くくせに……

 

 

最近サイゼリヤ愛がつのるばかりでサイゼリヤ関係の本を何冊か読んでいる。その緑で本書も読んでみた。

 

 

 

この作者のサイゼリヤ愛もパンパなくて多くのページを割いているけど、サイゼリヤだけでなく飲食チェーン店全般への愛があふれている。

 

 

もともとは個人店のコンサルをやっていて、 チェーン店に何度かに煮え湯を飲まされたと言う黒歴史があるようだけど、それだけにチェーン店の凄さを肌で感じ続けてきた。いわば敵の立場からチェーン店を研究してきたわけだ。そういう人の言 ことだから説得力がある。

 

 

読んでみると、当たり前の話かもしれないが、どのチェーン店でも、安くて美味 しい物を作ろうとしてとてつもない努力をしている。

 

飲食業界は競争が激しいので、メニュー開発は激烈な世界だ。

 

こだわりに殉じることが出来る個人店と違い、チェーン店には大勢の人間がかわっている。きっちり収益はあげなきゃいけないし、無難なだけでも客から置き去りにされる。

 

 

サイゼリヤはパスタやドリアを食べる人たちの財布でうまい塩蔵肉やら気の利いた小皿をつまみに上等なワインをたらふく飲む店だね」

 

例えばサイゼリヤで言えば、 ドリア(ミラノ風ドリア300円!)やバスタで収益をあげ、生ハムやサラミや粗びきソーセージなどの塩蔵肉にこだわる。

 

意外だけれど、使い放題のオリーブオイルや粉チーズは高級品らしい。

 

オリーブオイルをたっぷりとかけ回すだけで速水もこみち風イタリアンの完成だ。

 

チェーン店、毎るなかれ! 

 

 

「サイゼはさあ、安くていいけど味はもうちょっと頑張ってほしいよねえ」 人はチェーン店について語るとき、なぜか急に上から目線になります。

 

どうもチェーン店に対しては「安かろう、悪かろう」 のイメージを持ちすぎていて正当な評価をしていないような気がする。

 

そのくせ、結局はサイゼ飲みをやっていたりするのだが――。

 

 

要は、このチェーン店が何に力を入れているのかを見抜いて、店推しメニューをかしこく選択して美味しく食べるのが基本。

 

作者は「サイゼリヤのメニューで組む究極のフルコース」まで提案している。

 

 

日高屋は、生ビールが安いスタバです!」 街中で中途半端に時間が空いたとき、とりあえずどこにでもあって安心して入れるカフェみたいなもの、と彼女は言うのです。

 

日高屋スターバックスの組み合わせに噴き出してしまうが、案外そう言えなくもない。

 

そこそこカジュアルで気楽に使える。

 

そんなチェーン店が実はみんな大好きだ。

 

だから今日も結局はチェーン店に向かう。

 

 

 

最後にサイゼリヤ関係で最近読んだ本を紹介。

 

まずは三ツ星シェフがサイゼリヤでバイトしてみた本――。

 

 

そして創業者が書いた本。サイゼリアのハンパない効率追求の姿勢がわかる――。

 

 

 

【プロフィール】

 

夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。

空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。

 

 

・片道1時間の自転車通勤中

・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・ホットクック 1.0Lで自炊中

・服は制服化済み

・住まいは断捨離してミニマリスト

スマホiPhoneからPixel 3a XL へ移行

・マンガと歴史好き 

(特に世界史へ進攻中)

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

小笠原流礼法

楽天ポイ活

・積み立て投資