今回のグルメ漫画は世界各国料理だ――。
漫画家小川彌生(なぜこの人だったんだろう?)と格闘系編集者あやや(キックボクシングから断食までする)の二人組が世界各国の郷土料理を食べまくる企画だ。
単行本一冊でざっと14か国の料理をたいらげるわけだが、 よくこれだけ世界各地の料理店が東京にはあるものだと感心してしまった。
つくづく日本は料理先進国で東京は美食の街だと思う。イタリアやスペインなんかよりもよっぽど!
それにしても14か国とは。国名は開いたことあるけど、 国の場所はうろ覚え。 マダガスカルなんて、どの大陸の近くにあった島だったっけ? て感じで料理も日本人から見れば物珍しいものばかりだった。
その中でも一番おもしろかったのはモンゴル料理だった。いや、モンゴル的な食べ方と言うか――。
骨付き羊肉の塩ゆでは日本人から見てもそれほど珍しいものじゃないけど、 これは娘が彼氏を家に初めて連れてきたときに出される料理だそうで、この骨太付き肉をナイフさばきも鮮やかに切り分けると彼氏の株が上がるのだとか。
似たような考え方はチュニジア料理にもあるそうで、お見合いの席ではチュニ ジア風春巻きが出されるのだが、 これを上品に食べると格が上がるらしい。 ちなみに小川センセイがかぶりついたときは汁が飛び散ったそうな。お約束。
モンゴルとチュニジア。まるで共通点は見当たらないけど、 子どものパートナーとなりそうな異性は試さずにはいられないのが親の性なんだろうか。
モンゴル料理に戻ると羊肉のゆで汁を使ったうどんは沖縄風だそうでで美味そう。
食後に奏でられる馬頭琴の音色も一度は聴いてみたい。 もし、行けるとしたら、モンゴル料理店かな――。
最後に、小川センセイはグルメ漫画を描いているわけでもないし、好きなものはシイタケと言う、なぜ今回の企画に選ばれたのか謎なヒトですが、ちゃんと面白い漫画を描いてる方です。念のため――。
【プロフィール】
夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・ホットクック 1.0Lで自炊中
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法
・楽天ポイ活
・積み立て投資