本書はスピンオフ版――。
ちなみにオリジナルはこちら――。
オリジナルは社会人になったばかりのオタク寄りメガネ 男子がファッション好きの妹や女ともだちから(考えてみたらうらやましいやっちゃ)身だしなみを学んでいき、やがてはファッションを楽しむようになっていく、 というストーリー だ。
同じオタク寄りメガネ男子としては参考になるし、 監修者がユニクロ礼賛スタンスなのも気さくな感じだし、なによりも「ブランドショップへ行くのに着ていく服がない」という絶叫に共感の涙をを 流してしまったのだ。
そんなわけでこのスピンオフ作品も読んでみたわけだ。
しかし、これが実に面白く参考になった。
メンズとレディース、意外な共通点と意外な違いがあった。
モノトーンが基本でカジュアルとドレスの割合を変えて変化をつけるのは同じ。
Aライン、Yライン。 Iラインも同じ。
ただ、レディースの場合はカジュアルとモードの間に 「ガーリー」という ジャンルがあるようで、このあたりは男子には良く分からないところだ。
あと、「コンサバ」。 これは、ますます分からない。
直訳だと「保守的」なんだろうけど、男子には良く分からないニュアンスが含まれているのであろう。たぶん。
でも、例えば下半身デブとか低身長などの悩みは男子と共通。 自分は下半身デブなので大いに共感。
ただ女子の場合は「二の腕が太い」という悩みがあって、もう悩みの定番としてジャンルになっており、対策もばっちり練られている。これも良く分からん。
ちなみに下半身デプ対策についてはオリジナルでも取り上げられていたけれど、①首,、手首、 足首の三首を出す、トップスの着丈を長めにする、などを再確認した。
さらに身体のラインを拾わない 「落ち感のある素材を選ぶ」というのはハードル高いかも。レーヨンとかつるつるしたものが良いらしいがレーヨンとか言われても分からん。「ぴっちりしたデニム」を止めとけってのは何となく分かる。
いろいろあるけど、この漫画で個人的な一番の収穫は「PLST」と いうブランドの存在を知ったことだった。つい「PTSD」 と混同してしまって、いつまでた
っても名前を覚えられないのだが「PLST」。
ユニクロと同じファーストリテイリングの系列だ。GU→UNIQLO→ 「PLST」 と高級になる。この解釈であってると思う。
今までルームウェアや休日カジュアルだけでなく職場の服でも UNIQLO を着ていたのは、 ストレッチが効いている、薄くて軽い、涼しい又は暖かい、汗をかいてもすぐ乾く、洗濯してもすぐ乾く、安いなどの理由があった。
とても気に入っているんだけど、その一方で、いつまでも UNIQLO ばかりってどうなの? と思ったり「なにも全部 UNIQLOにしなくてもいいんじゃない?」、「いい年した社会人が全身 UNIQLOか」などと言われたりして、何か考えたほうが良いのではないかとも思っていたのだ。
UNIQLOのメリットを持ちつつ、ちょっとだけ高級なブランドがあればなあ、と思ってい たら、とっくの昔にあったと言うわけだ。
このことを今まで知らなかったのも、 漫画で知るというのも自分らしいと言うか何というか
とりあえずショップへ行ってみよう、と思っている。
そんなわけで、スピンオフでレディースだけど、 男子にもオススメだ! もちろん、オリジナルも。
こちらはオリジナル最新刊――。
【プロフィール】
夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・ホットクック 1.0Lで自炊中
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法
・楽天ポイ活
・積み立て投資