今度のグルメ漫画は「朝食」がテーマ――。
主人公マリちゃんはアパレルに勤めるバリキャリ。全国を飛び回るハードな仕事だ。
そんなマリちゃんの心のよりどころが朝食だ。大好きな人や親しい人たちと美味しいものを食べる。
残念ながら同棲していた恋人は朝食の大切さを理解してくれずにすれ違いになり、けっきょく別れてしまう。
そして朝食と恋人を巡る冒険? が始まる――。
今回は第13巻までを読んだ。
美味そうな朝食を出している店は実在している。舞台となってる東京の店が多いので、東京在住の人は食べに行けてしまう。
実際、自分も東京駅に行く機会があったとき、八重洲地下街のつけ麺の店へ行ってしまった。さすがに朝食タイムでは無かったけど。
中には、もう閉店した店もちらほらあるようで飲食業界の厳しさも感じさせる。今回の新型コロナウイルスの影響は大丈夫だろうか……。
それにしても東京は朝から食事が出来るお酒落な(そして値段も高い)店がたくさんあるのだなあ。
おまけに世界各国のあらゆる国の食がそろってる。東京こそ、世界に冠たる美食の街だと思えてくる。これは朝食だけに限ったことじゃないよなあ。
そういえば、香港や台湾は共働きが多いので外食産業が発達してて、朝食はもちろん、そもそもあまり自炊しない、 という話を聞いたことがある。
屋台がたくさんあって安く美味しくヘルシーな食事が出来るとか。うらやましい環境だ。
中には屋台でテイクアウトして出勤し、 職場の机で就業前に朝食を食べるという人もいるとか。ちょっと遠慮したい感じだが、フレンドリーな職場なんだろうね。
タイなんぞもやっぱりあまり自炊しなくて、マンションやアパートにはそもそもコンロがなく、炊事したいときはベランダに簡易キッチンを作るとか。これはクッキングパパで読んだ記憶が。
日本の郊外の地方都市の場合、 朝から食事が出来るのは添加物たっぷりのチェーン店ぐらい。 しかたないから自炊するしかない。
物語の中で最も美味そうだったのは――。
まず、オーストラリアにある「世界一の朝食」の店の日本店で出された「リコッタチーズのパンケーキ」 。単なるパンケーキなのに世界一になってしまうってのはどんなレベルなんだろう。 菅総理大臣でなくても食べたくなる。
次点は、築地で食べる魚料理――。
市場はもう豊洲へ移転してしまったけれど場外市場はまだ残っているんだろうか? でも、 市場で働く人がいないから朝飯は食べられないのかな。
一度、行ったことがあって寿司をいただいたけど、確かに美味しゅうございました。しょっちゅうここで朝飯が食べられたらなあ……。
当たり前だけど、朝食は酒抜きが基本で(朝からワインなんて回もあったかな)、酒を飲まなくてもテンションがアガる、しかも憂鬱な朝の気分をアゲてくれる朝食は全食事を通じて、 本当に美味い食事なのかもしれない。
そろそろ次巻あたりでクライマックスか。年下後輩への恋愛の行方も楽しみ。最終巻はこちら――。
最後になって思い出した。こちらも朝飯がテーマ。
朝食を楽しむことが出来るのは睡眠不足でもなく、仕事へ行きたくねぇでもない、健康的な人にだけ許された特権なのかもしれない。こちらは最終巻――。
【プロフィール】
夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・ホットクック 1.0Lで自炊中
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法
・楽天ポイ活
・積み立て投資