らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―がんばらないライフスタイルとそのためのライフハック―

【ふしぎの国のバード】150年前の日本のクールジャパン!

 

 

実在の人物、イザベラ・バードが主人公。バードは当時としては珍しい女性旅行家だ。文明開化のころの日本を旅行し、その見開録を残す。

 

ふしぎの国のバード 1巻 (HARTA COMIX)

ふしぎの国のバード 1巻 (HARTA COMIX)

 

 

当時、メインストリートだった奥州街道ではなく、どちらかと言えば裏道コースをとり、 新潟→山形一秋田から北海道へ渡り、 アイヌの人たちと会うのが最終目的だ。

 

 

この漫画の魅力は当時の日本の風俗だ。なにしろ、バードの目から見た当時の日本の様子が、令和の時代の自分から見ると物珍しくて仕方ない。

 

裏街道沿いに住んでいる人たちだから、どらちらかと言えば貧しい人たちが多い。男も女もすぐに着物を脱いで上半身はだかになるし、 混浴なんて当たり前。 男は刺青いれがちだし、女は平気で子どもに乳をやる。

 

街道とは名ばかりの泥の道で、 宿屋は虫だらけで不衛生。病気になっても、まじないや迷信レベルでの治療が行われている。

 

それでも人々は祭りを行い、朗らかに生活している。まるで今の日本人が東南アジアの奥地の村の生活を想像するとこんなイメージだろうか。

 

でも、つい 150年前の日本はこうだ ったのだ。おまけに日本よりも東南アジアの方が先進国になってるようだし……。

 

この漫画がどれだけ時代考証をきちんとしているのかは分からないが、漫画作者だって何か資料がないと描けないだろうし、それなりに資料を参考にして当時の生活風景を伝えてくれているのではなかろうか。

 

 

それにしても、当時の日本を、 しかも女性でありながら踏破しようとしたバードの勇気には舌を巻く。ちなみに漫画では若い女性のビジュアルとなっているが、 実際には40歳すぎに日本にやってきたと言う。

 

しかもバードは背中が痛む病を抱えており、 一時期は生きることに絶望していたほどのレベルだった。

 

だからこそバードは旅に出た。生きている実感を味わえるときだけ痛みを忘れられる、そのために無理をしてまで旅をする、まるで逆療法をしているようだ。

 

 

物語はまだまだ途中(半分ぐらい?)なのだが、最終目的であるアイヌの人たちとコンタクトをとったときの様子が今から楽しみだ。

 

アイヌの風俗については、狩りの様子が「ゴールデンカムイ」で紹介されていたが、獲物を捕らえるための武器や方法などが独特で面白いものだった。

 

ぜひバードの見聞サイドからのアイヌの人たちの生活風景も見てみたい。

 

 

バードは最近のクールジャパン番組に出演してやたらと日本を持ち上げる外国人の人たちとは違って、 けっこう厳しめに日本を見ていて「これはいただけない」といった批判的な意見も多い。 だからこそ信用できる気がするのだ。

 

 

有能な通訳ガイドの伊藤(イト)との交流が今後どのように変わっていくのか、伊藤の元雇用者との契約がモメそうな気配だったりと言ったところも気になる。 旅はまだまだ先が長い。この漫画が当分の間楽しめそうだ。

 

 

最後に、バイリンガル版もあるようで、日本を英語で紹介するときの参考になりそうだ。単行本だけなので今のところ手を出すつもりはないが、Kindle版が出たら購入にするかどうか悩むことになりそう。

 

 

 

 

【プロフィール】

 

夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。

空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。

 

 

・片道1時間の自転車通勤中

・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・ホットクック 1.0Lで自炊中

・服は制服化済み

・住まいは断捨離してミニマリスト

スマホiPhoneからPixel 3a XL へ移行

・マンガと歴史好き 

(特に世界史へ進攻中)

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

小笠原流礼法

楽天ポイ活

・積み立て投資