らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

オランダのライフスタイルに注目! 何もしない時間の「Niksen(ニクセン)」やワークシェアリングは再検討の価値あり!!

 


最近なんだかオランダづいている。オランダ関係の本を何冊か読んでいるのだ。


どうも自分の怠け者な性格とか、妙に合理的だったりするところとか、あまり世間体を気にしないところとか、そんなところがオランダ人の社会や文化によく似てるような気がする

 


まずは、これ。

 

週末は、Niksen(ニクセン)。

週末は、Niksen(ニクセン)。

  • 作者:山本 直子
  • 発売日: 2020/02/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

「何もしない」ことをオランダ語では「Niksen(ニクセン)」と言います。何もせず、何も生み出さないこと。義務感や生産性から自分を解放して、ボーッとすること。


いいね~。まあ、自分の場合、年がら年中ニクセンしているようなもんだけど、悲しいかな日本社会では全く理解されない。きちんとネーミングされて認められているオランダが羨ましい。

 


ついでに、もいっちょ引用――。

 

一時期、一世を風靡したデンマークの「ヒュッゲ」(ほっこり楽しい時間)やスウェーデンの「ラーゴン」(何事もほどほどに)といった北欧のライフスタイルに代わる、オランダ発のリラックス法として注目されはじめているということです。

 

北欧では日光が当たる時間が少ないので、のんびりと日光浴をする文化があるので、そうした影響もあるのかもしれない。

 


あまり見栄を張らないオランダスタイルは、食パンにチョコレートを振りかけただけのお弁当だったり、生ニンジンが定番な持ち寄りパーティだったり、誕生日のお祝いはコーヒーとケーキだけだったり、ホームパーティーはナッツと飲み物だけだったり、旅行してもお土産は買わないのが普通だったり……。


これを貧乏くさいとみるか、合理的とみるか。

 

キャラ弁を作り、手作りの料理でもてなすホームパーティーを開くリア充の人たちから見ると、殺風景過ぎるかもしれない。

 


オランダ人の合理性は働き方改革にも及んでいて、オランダ型ワークシェアリングでは、正規職員とパートの区別がなくて働く時間が違うだけだし、管理職も週3日勤務だったり、子育てが終わるとフルタイム勤務に戻ったりする。

 

だから子育て中の夫婦だと、一人が週3日フルタイムで働き、もう一人が週3日半日働くというパターンが最も多いそうだ。


このためオランダは「世界一子どもたちが幸せな国」と呼ばれているそうな。

 


多少料理が手抜きだったりしても、いつも両親と一緒に過ごせて、何より両親が疲れていない、ストレスを溜め込んでいない、楽しそうに過ごしている、というのが子供にとってもありがたいんだろう。


日本でも一度ワークシェアリングが議論されたこともあったらしいけど、結局うまくいかずにそれきりで終わってしまったようだ。


今は定年を延長しようという議論が盛んになっているので、今一度ワークシェアリングの導入を検討してもいいんじゃないかと思う。

 

 

オランダ本、他にも買ってしまった。読んで行くのが楽しみ。もしかしたら、久々の海外旅行かな……。

 

 

街道をゆく 35 オランダ紀行

街道をゆく 35 オランダ紀行

 

 

 

【プロフィール】

 

夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。

空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。

 

 

・片道1時間の自転車通勤中

・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・ホットクック 1.0Lで自炊中

・服は制服化済み

・住まいは断捨離してミニマリスト

スマホiPhoneからPixel 3a XL へ移行

・マンガと歴史好き 

(特に世界史へ進攻中)

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

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・積み立て投資