グルメ漫画を読むたびに、グルメ漫画と言うジャンルはどこへ行くのだろうと思っていた。
どんどん細分化されていく一方だ。
料理人のバトル漫画だったり、料理をプロデュースする人の話だったり、一人での食事を楽しむ人の物語だったり、挙句の果てには鬱になるような食事の話だったり……。
そしてついに宇宙にまで進出してしまった――。
主人公は背が低いために宇宙飛行士になれなかった新社会人。彼は「宇宙日本食」を開発する仕事についたのだ。
アメリカやロシアの宇宙食は300種類ほどあるらしいが、日本の宇宙食はまだ30種類ぐらいしかないらしい。
この宇宙食、最近ではイベントなどで食べる機会もあるようで、カレーなどはなかなか評判のようだ。
サバの味噌煮はロシア人の宇宙飛行士にも人気だと言う。
それでも宇宙で食べるということなので、それなりに制約はある。
無重力状態では体液が上昇するので
宇宙飛行士は鼻づまりを起こして
味覚が鈍くなったりします
このため味付けは濃いめのようだ。
宇宙では80°までのお湯が使えないので、カップラーメンは80°のお湯でできるようになっているし、スープは無重力状態で飛び散らないように粘度は高め、麺は一口サイズになっている。
何故か冷蔵庫はないようで、常温保存が原則らしい。あれだけハイテクノロジーの宇宙ステージなのに?
第2巻になると宇宙食としての肉料理にとり組む。
なぜかローソンのからあげクンを宇宙へというプロジェクトに邁進するのだ。コラボ企画らしい。
唐揚げをレトルト食品にするのはかなり難易度が高いらしい。実現は第3巻に持ち越しになった。
自分の場合、生活圏内にローソンがなくて、もっぱらファミマのファミチキを食べているけど、からあげクンを食べてみたくなっちゃったな。
どこまでも細分化して突っ走っていくグルメ漫画には今後も期待大だ。
【プロフィール】
嫌いなことやりたいことを回避するライフスタイルとがんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1冊)漫画を読んでいく(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事はMEC食からEAA&メガビタミンへ移行。糖質制限中。
・ホットクック 1.0Lで自炊開始
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・スマホはiPhoneからPixel 3a XL へ移行
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)