らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【漫画でファッション】白シャツ&黒革靴の日本スタンダードがいかに世界標準から外れているかについて

 

 

 

この作品もいつの間にか第4部まで巻数が伸びていた。第1部は全部読み、第2部はだいたい読んだけど、どこまで読んだかは覚えてない感じ。今回は読んでなかった第3部を一気読みした。シリーズ最終巻は7巻――。

 

 

 

それにしても、この作品を読んでいるといつも思うのだが、日本人のドレスコードは本番ヨーロッパから見ると、つくづく異常なのだなあ。これはファッション後進国アメリカ経由で洋装が伝わったせいらしい。

 

まぁ、クラシックとモードの違いも知らなかった、ファッションの知識はほとんどこのシリーズから得ている自分が言うのもおこがましいのだが。

 

 

だからと言って、今さら本場エレガンテを追求しようとても、どだい無理な話。人生100年時代や老後2,000万円問題がチラつく中で、どれだけ服飾費にかけられるかという問題もあるし、何より日本の季節は過酷になった。

 

関東在住でも、夏は40℃まで上がり、冬はマイナス10℃まで下がる。こうして書いてみると、寒暖差が50℃もあるなんて凄まじすぎる。

 

いつかはオーダーメイドをと思ってはいたが、夢のまた夢に終わりそうだ。

 

 

そんなわけで、今回のシリーズでは、日本独特のスタンダード、白シャツ&黒革靴をイタリア人に認めさせるエピソードを面白く読んだ。

 

まぁ  これは!

 

白のコットンサテンレギュラーカラーシャツに
白コットン・ニットジャケット?

 

上品な光沢の白コットンサテンに
粗い質感の白ニットを重ねて

 

コットンサテンの光沢を強調する仕掛けなのね

 

と言われても、なんのこっちゃ、なのだが(笑)。

 

 

いずれにしても、白シャツ&黒革靴の組み合わせはフォーマルな場でのみ使われるもので、普通はブルーシャツ&茶革靴になるんだそうな。これも、この作品を読んで知ったこと。

 

今ひとつピンとこないのだが、日本人独特の白シャツ、ブラックスーツ、黒革靴は全シリーズを通じて、ちょこちょこ取り上げられている。それだけ世界標準からは外れているってことなんだろう。

 

半袖ワイシャツ(ドレスシャツと言いたい)や胸ポケットもアメリカ経由で伝わった「メリケン流」らしい。

 

 

そんな自分は、ドレスコードがユルい職場なのを良いことに、国民服UNIQLOで過ごしている。もちろん白シャツ&黒革靴だし、おまけに制服化してる。さらにシャツにいたってはポロシャツ布地の「なんちゃって」だし、パンツはベルト無しのひもパンだ。

 

でも、いーのだ。エレガンテよりもストレッチを、シンドない楽を選んだのだ。選んで悔いなし!

 

 

負け惜しみで言えば、自分の服装が間違っていることをきちんと認識して、この場だったら、ここまでだったら許されるかな、と試行錯誤しながら「楽な服装」を追求している。

 

そのためには、この「王様の仕立て屋」はまたとないテキストなんである。

 

 

さて、この第3部は新編集長の方針転換と言う大人の事情で、突然に日本を舞台とした第4部へと移行する。

 

 

春は花粉症、夏は酷暑、秋は台風、冬は厳寒と過酷な四季となった令和の日本で、どのようなファッションを提案してくれるのか読むのが楽しみだ。

 

個人的にはエレガンテなダウンファッションを教えてほしい。あとはUNIQLOと仕立て服のコラボとか。無茶ぶりすぎかな?

 

 

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