今回は信長もの。20巻まで一気読みした。
歴史ものであることはもちろん、大好物のグルメものでもある。美味しく読ませていただいた。
おまけにタイムスリップもの、記憶喪失ものである。盛りだくさんメニューだ。
割と最近、別の信長ものを一気読みしたばかりなので読み比べしながら楽しく読んだ。
意外な共通点や相違点があった。
森蘭丸の父親で「攻めの三左」こと森可成がリスペクトされてるのは両作品とも。でも、それは最もな話で、宇佐山城では大軍を相手に壮絶な最期を遂げるのだ。
かたやモテ男のイケメン(ただし加齢臭あり)、かたやヒゲもじゃという違いはあるけど(笑)。
この2作品を読むまでは、森可成はよく知らなかった。割と最近、日が当たるようになったのかな?
おおきな相違点は比叡山の焼き討ちだ。
「信長の忍び」では、戦のない世の中を作るために鬼となって殺しまくる凄惨なエピソードだけれど、「信長のシェフ」では、坊さんの多くは山を降りて自堕落な暮らしをしているので、あまり死人は出なかった、となっている。
いくつかの寺は焼いたけれど、火事の煙や噂を通じて信長包囲網の武将達を挑発して誘い出すという意味があったとのこと。
狂気の革命家と言うよりは現実的な計算で動く人物として描かれている。
どっちが正しいかはともかく、どちらも面白く読んだ。歴史ものは読み比べていると、新事実や新解釈と出会えるのが嬉しい。
信長ものや信長が出てくる漫画は山ほどあるので、まだまだ新しい物語が出てくるだろう。ちなみに、今後、読んでいこうと思ってるシリーズ――。
4シリーズにわたる長編なので、かなり長い間楽しめそうだ。こちらも信長への新解釈が話題になってたようなので期待したい。
そう言えば、こちらの作品に出てくる信長のピアスも話題になってた。確かにやりそう。うつけ者だし。
最後におまけ――。
「信長のシェフ」の第20巻に、上杉謙信が、信長よりも早く、二度ばかり京へ上洛していたエピソードが紹介されていた。
ちょっと意外。「義」の人で、地元大好きなマイルドヤンキー気味の人で、中央の政権には興味ないような気がしてた。
でも、わざわざ上洛までして何がしたかったんだろう? やっぱり不思議ちゃん。こっちも読み比べていこう。
上杉謙信もので、まだ読めてない最新刊。上杉謙信が女だったという斬新すぎる新解釈だ――。
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