このところ古代オリエントを舞台にした漫画を読んでいる。マイナーな時代なのに、なぜか長編が多いので少しずつだ。
まずは、これ。
ここはハットゥサ
紀元前14世紀
ヒッタイト帝国の首都である20世紀の地名でいうなら
トルコ共和国の中央部
アナトリアあたりになるそれでもわからないという読者には
しかたないので世界地図を開いてもらおう
な、なんだか強気な作者だ。世界地図は開かなかったけれどスマホで検索した。ヒッタイトやハットゥサどころか、アナトリアさえも、よく知らなかったよ。
まぁ、おかげでアナトリア高原の位置をようやく覚えた。歴史の教科書や参考書を見て覚えようとしていたら、いつまでたっても覚えられなかっただろうなぁ。
そういえば、イベリア半島やバルカン半島の位置もなかなか覚えられなかったなぁ。
ちなみにイベリア半島はこの漫画を読んでようやく覚えた。
バルカン半島を覚えた漫画はこちら。最新刊。
「天は赤い河のほとり」の話に戻ると、今は12巻まで読んだところ。
図書館で借りて読んでるので読み終わるまでにはしばらく時間がかかりそう。1回につき5冊までしか借りられないのだ。週一回、図書館に行くので、週5冊ペースで読んでいるから、まだまだだ。全28巻だし。
この漫画を読むようなってから、アナトリア高原だけでなく、ヒッタイトやその首都のハットゥサも覚えた。隣国の軍事国家ミタンニやアッシリア、バビロニアも。
古代オリエントと言えば、アレクサンドロス大王しか思いつかなかったのと比べると、だいぶマシになってきたかな。
同時進行でこちらのシリーズも読んでいる。
DMM コミックレンタルサービスで借りて読んでいるんだけど、とにかく長いシリーズなので、一回借りるたびに5冊借りることにしてる。1~2週間に一回ペースで借りてるので、こちらも少しずつ読み進めている。
ちなみに最新刊はこちら。
「天は赤い河のほとり」も「王家の紋章」もタイムスリップもの。現代科学知識や歴史的知識によって王子の目にとまり恋仲になるのは同じ。隣国の王子達からモテモテになるのも共通。
「天は赤い河のほとり」はヒッタイト、「王家の紋章」はエジプトが舞台なので、お互いライバル国家同士。両方の側の立場から読んでると面白い。
例えば、「王家の紋章」では主人公がヒッタイトにさらわれて首都ハットゥサを見るシーンがあるけれど、見開きのページに描かれた城塞都市は、谷間の中にある攻めにくそうな街で、「天は赤い河のほとり」に描かれたハットゥサとはだいぶ印象が違っていた。
まぁ、漫画では、分かってはいてもあえて史実や時代考証よりもエンタメ要素を優先するってこともあるからなぁ。
「天は赤い河のほとり」と言えば、主人公と恋人の王子のライバルとして王妃が出てくる。この王妃は継母で自分の子どもを次の王にしようとして策謀をめぐらすんだけど、そもそも、この王妃、ヒッタイト隣国のバビロニア王室の者で、ヒッタイトに征服されて仕方なく嫁いできた。
征服された国に自分の血を引いた子どもを王位につけるのは、女ならではの復讐と言うことになる。
なるほど、そういうやり方・考え方もあるのか、とカルチャーショック。
日本では、と織田信長の妹、お市の方の三人の娘達を連想した。淀の方とかね。戦国時代に翻弄されてるようで案外したたかに生き残る……。
漫画で読んだのはこちら。全16巻。
「王家の紋章」も「天は赤い河のほとり」も長編なので当分は楽しめそうだ。読み終わる頃には古代オリエントにもだいぶ詳しくなっていることだろう。
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