らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

信号のない横断歩道で歩行者が待ってるとき、ドライバーは後続車や対向車がいない時は、さっさと通り過ぎてあげた方が親切なのでは? 問題。


歩行者が信号のない横断歩道を渡ろうとしている時、自動車は停止して、歩行者を横断させてあげなければならない。けれども、こうしたルール・マナーは浸透していない。


Twitterでも、このことを非難するツイートを良く見かける。確かにその通りだと思う。でも、これって、ケースバイケースだと思うのだ。なぜなら、自分には苦い思い出があるからだ。


昔々、ワンス・アポン・ナ・タイム、その頃、自分は足をケガしていて、信号のない横断歩道を渡ろうとしていた。


クルマが来ていたので、通り過ぎたら渡ろうと思ってたけど、そのクルマが停止してくれた。当時としては、びっくりするほどマナーの良い優しいドライバーだった。


けれども、足を引きずりながら急いで道路を渡るのはシンドい。だから、手を振って、通り過ぎてくれ、とハンドサインでうながした。


ところが、なかなかドライバーは行ってくれない。どうぞどうぞ、と譲るばかりだ。正直、だんだん、イラッとしてきた。


しばらくのにらみ合い? の後、ドライバーは「なんだよ、親切に停まってやったのに」て感じで、急発進して通り過ぎていった。


僕は、村上春樹風に「やれやれ」とつぶやいて、年老いた猫が死に場所を求めてうろつくように、横断歩道をのろのろと渡っていった。


こんな訳で、後続車や対向車が続々と来てて、しばらく渡れそうもないような状態だったら、停まってあげるのも親切だけど、クルマ1台だけだったら、さっさと通り過ぎてあげた方が、横断する方としては有難い。特にお年寄りにとっては。


あるあるパターンだとーー。


お年寄りが信号のない横断歩道で待っている時、クルマが停まってあげる。


お年寄りはペコペコと頭を下げてお礼を表現して、横断しようとするけど、身体が思うように動かず、時間がかかってしまう。


お年寄りもそれを気にして、急いで渡ろうとするのだが、かえって転んでしまって、お年寄り・ドライバーともに気まずい思いをする。


ドライバーはクルマから降りてお年寄りを助け起こそうとするけど、タイミング悪く後続車がやって来て、クラクションを鳴らしてしまい、イライラが蔓延する。ギスギスした世の中だーー。


高齢化が進めば進むほど、あり得るシチュエーション。


後続車や対向車がいない場合は通り過ぎてあげた方が親切だけど、これをルール化するのは難しそう。マナーとして、ドライバーの良識に頼るしかない。無理かな……。


カテゴリー紹介 #ライフスタイル

ネコのように丸くなって暮らしたい……。

特別な夢や本当にやりたいことは無いけれど、ストレスフリーで快適な毎日を過ごしたい。

人混みと満員電車と行列と渋滞と人づきあいが苦手で、インドア&地元で過ごしがち。

最近は、読書しながら旅でもしようか、ともくろんでいる。

年300万円で、コストのかからない「健康で文化的な最低限度の生活」を目指して試行錯誤中。


カテゴリー紹介 #自転車通勤 #徒歩通勤

「やまめ乗り」で29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)に乗って自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)を数年継続。

セカンドバイクはクロモリのロードバイク

ブルベ経験有り(SR取得)。

現在は、時々、ウオーキングでの徒歩通勤も始めた。

自転車とウオーキングと交互にして通勤できないかと試行錯誤中!

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自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)

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