らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【ふるさと納税】返礼品目当てをやめて、ユニークな試みしてる市町村総選挙にしては?


3年前から、ふるさと納税を始めた。返礼品はとてもうれしかった。なんで、もっと早く始めなかったのか、と後悔した。でも……。



確かに返礼品は魅力的だけれど、ふるさと納税の本来の目的を考えると、返礼品が目当てで、ふるさと納税するのは、確かに目的からは外れている。


そこで考えてみたけれど、全国に市町村がたくさんあって、いくつあるのかまでは知らないけれど、その中で、ユニークな試みをしている市町村を応援する意味で、その市町村へふるさと納税をする、と言うビジネスモデルができると、良いんではないか、と思うのである。


AKBは総選挙をやめてしまったみたいで、その代わりと言っちゃなんだけど、市町村総選挙をやってみるのも、悪くないんじゃないかな〜。


そんなことを考えていたら、「そんなことをやって、いったい何のメリットがあるの?」と聞かれて、答えに詰まってしまった。


でも、よくよく考えてみたら、次のようなことが言えると思う。


ユニークな試みをすると、それを日本中の人が応援して金をその市町村へふるさと納税するビジネスモデルが出来上がったら、回り回って自分が住んでいる市町村でも行われるようになる。


なんでかと言うと、お役所に限らず、日本の社会は、前例主義にどっぷりとハマってしまってるからだ。


やる気のある人が新しい試みをしようとしても、「前例がないからね」と言う理由で、上司から否定されてしまう。


でも、どこかの市町村で実施していると言う前例があれば、上司もハンコを押してくれるかもしれない。いわば、悪しき前例主義を逆手に取るのだ。


そして、市民の立場からは、何でよその市町村ではやっているのに、うちの市ではやってないの? とお役所に文句を言うことができる。


さらに、お役所には横並び主義と言うものがある。


他所がやっているのに、うちがやってないのと言うのはまずいんじゃないか、と思う心理が働くのだ。


日本の村社会では、隣の田んぼが田起こしを始めたら、そろそろ、うちもやらなきゃな、て感じになる。


さらにさらに、お役所には慣例主義と言うものがあるようだ。一度、実行された事は、次の年も、よほどのことがない限り実行される。そうやって慣例になってるいく。


以前、仕分けでダムを作る作らないでもめた時、「行政は継続されなければならない」などと言って顰蹙を買った人がいたけれど、こんな慣例主義を逆手に取ってしまうのだ。


ユニークな試みをすれば、ふるさと納税で日本中の人がお金を振り込んでくれると思えば、ファーストペンギンになろう、と思えるだろう。


ふるさと納税の返礼品が無くなったら、正直、残念なんだけどねーー。



カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま 

空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。