らくだのライフハック

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─セミリタイアして本とマンガの日々─

【大人の予防接種】初めてインフルエンザの予防接種をしてみた。次は麻しん・風しんだ!


始まりは「予防医療」と言うものに興味を持ったことだった。ホリエモンこと堀江貴文さんの本を読んだことがきっかけだ。とりあえず、歯周病の検診と人間ドックは受けているので、もっと詳しい検診を受けてみようかな、などと考えていた。アンジェリーナ・ジョリーが受けたという遺伝子検査を受けてみようか、と思ったり。すごく金は高いみたいだけど。

むだ死にしない技術

むだ死にしない技術

健康の結論

健康の結論


そんなことを考えてるうちに、風しんが流行り始めた。最初は、ふうん、そういえば、オレって風しんかかったことあったっけ? とか何とか。のんきなもんだった。そのうち、予防接種の空白の世代と言うものがあって、どうやら自分もそうらしい、と分かってきた。それでも、へーってなもんだった。


何かヤバそう、と思うようになったのは、今どきの子どもが受けている予防接種について知ったときだった。十数種類の予防接種を複雑なスケジュールに従って次々と打っている。ここまでやるのか? と驚愕した。しかも、アプリまであって、何歳何ヶ月になると、そろそろ○○の予防接種ですよ、と教えてくれるシステムになっていた。それでも、アメリカあたりに比べると、日本の予防接種は大幅に遅れているらしい。


ならば、自分も予防接種と言うものを一通りやってみるか、と思い立った。まぁ、金はかかるが、病気になるよりはマシだろう。生命保険代わりだと思えば良いかも。自分は人よりも「痛がり屋」で、病気とか怪我には極端に弱いタチなのだ。


受けることを決意したものの、大人の場合、どの予防接種を、どんなスケジュールで打っていけば良いのか、ネットで検索しても、さっぱり分からなかった。「成人 予防接種」で検索しても、ほとんど、子ども関係だった。


しばらくググり続けていると、「予防接種」より「ワクチン」や「VPD(ワクチンを打っておけば防げる病気)」で検索した方が、いくらかマシだと分かってきたけど、それでも、ほとんど情報は無かった。唯一と言って良いほどマシなのは「こどもとおとなのワクチンサイト」だった。

こどもとおとなのワクチンサイト
一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 ワクチンプロジェクトチーム...


大人でも受けた方が良いワクチンは、基本的なもの5種類から十数種類まで、色々あった。出来れば、ひと揃いパックになっていて、スケジュールまで組んでくれればありがたいのだが、そんな事をやっている病院は見当たらなかった。


予防接種アプリの大人バージョンも一つも無い。予防接種は子ども以外、お呼びでない感じだ。いくら自分だけ気をつけてたって、大人から感染したら、どうするんだろう? 実際、職場で、男性から妊娠中の女性にうつることも懸念されてるようなんだが……。


検索し疲れした頃、花粉症の舌下免疫療法の薬が無くなりそうなことに気がついた。3か月に1回のペースで小児科へ通っているのだ。ここで、ようやく、小児科の先生に相談すりゃいいのか! と気づいた。なんで早く気づかなかったんだろう?


ちょうど、職場でインフルエンザの予防接種に補助が出る、とお知らせがあった。何だろ、今年は予防接種元年か? と思ったけれど、周りの話だと、ずっと前からやっている、とのこと。全く興味が無かったので、スルーしてただけだった。しょーもねー。でも、おひとりさま男子なんて、みんな、こんなもんじゃなかろうか? ともかく、ようやく重い腰が上がったのだった。



しっかし、本当に痛かった。二日経っても、左側を下にして横になると痛い(利き腕の反対の左腕に打った)。注射自体、久しぶりだったから? 最後に注射したの、いつだっけ? 思い出せない……。ちなみに、診察したのは「キリンさんのおへや」だった。ライオンの方が良かったな〜。金額は約4,000円。内、2,000円は、職場で補助が出る。



どれくらいの頻度で予防接種に通えば良いのか、スケジュールで悩んでいたけれど、花粉症の薬をもらいに行くついでで良い、と落ち着くところに落ち着いた。次回は「麻しん・風しん」の予定。来年の春から、国の方針で無料になるかもなので、少し待った方が良いかもしれない。まぁ、三ヶ月後に、また、考えよう。


三ヶ月に1回、花粉症の薬をもらうついでにワクチンを打ってもらって、次回は何を打つかを相談する。しばらくは、そんな感じで進みそうである。


それにしても、大人の予防接種のためのスケジュールアプリ、誰か、作ってくれないかな。あと、予防接種パックも、どっかの病院でやってくれないもんだろうか。需要はあると思うんだが……。


カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま 

空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。