もともと、音楽はそんなに好きな方でもなかった。ただ、なんとなく聞いていた。よく聞くようになったのは、Amazon Primeの会員になって、アマゾンミュージックを聴くようになってからだ。アマゾンミュージックのプレイリストから適当に選んで聞いていた。そして、AirPodsを使うようになってから、さらに楽に便利に音楽を聴けるようになった。これで、いくらか人並みに音楽を聴くようになったのだ。
ただ、疲れたり、ヘコんだり、ウツっぽくなったりすると、聴けなくなった。自分の場合、ウツっぽくなると、新聞が読めなくなるし、音楽が聴けなくなるのだった。
そんな自分だけど、気に入った曲があると、飽きるまで、延々とリピートする癖がある。今回もそう。でもこの曲のおかげで、徒歩通勤をやったとき、随分楽だった。軽快な音楽は歩くのを楽にしてくれるのだ。
- アーティスト: chay
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2016/11/30
- メディア: CD
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歌詞を読んでみたら、結婚式ソングみたいだった。実際、検索してみたら、まごう事なき結婚式ソングだった。アーティストは「chay」さん。読み方が分からなかったけど、「チャイ」と読むようだ。お姉ちゃんの結婚式に向けて作ったらしい。説得力があるはずだ。椎名林檎風な、どこか懐かしい感じがしたけれど、「レトロポップ」がコンセプトで、昔のモータウンサウンド調なんだとか。さすがに、「モータウンサウンド」は検索しなかったけど。
この曲は特別にヒットしたわけでもなさそうで、何かテレビドラマやコマーシャルとタイアップしたわけでもなかったようた。2016年のリリースとあったので、「逃げ恥」とかぶったのかもしない。でも、最初から最後までノリが良くて好きな歌だ。
結婚式ソングと言えば、チャットモンチーの「バスロマンス」も好きな曲だ。初めてチャットモンチーを聞いたときは、ガールズバンドなのに、なんてやかましくてパワフルなだろうとびっくりしたっけ。久しぶりに検索してみたら、いきなり「完結(解散)」してて、びっくりしたけどーー。
- アーティスト: Chatmonchy
- 出版社/メーカー: Ki/oon Records Inc.
- 発売日: 2014/04/07
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「運命のアイラブユー」にしろ、「バスロマンス」にしろ、なんでまた結婚式ソングを気に入るんだろう、と自分でも不思議だった。自分はもちろん、他人の式にも、ご無沙汰なのに。でも、今まで気に入った曲にも、結婚式ソングは、ちらほらあるのだ。
考えてみるに、もう人生の応援歌ソングや、心の内面を切々と歌うような曲にうんざりしているのかもしれない。結婚式ソングは、当たり前だけど、ハッピーなことばかり。シリアス好きな人からは「おめでたい奴」なんて馬鹿にされがちだけど、「人間ハッピーで何が悪い?」と思う。もう、現実だけで充分にうんざりしているのに、衝撃の問題作ソングなんて聴きたくないのだ。きれい事で十分。とことん、綺麗なものを見せてもらいたい。そう、思う。
こんなことを考えていたら、昔、読んだマンガを思い出した。ロックバンドを立ち上げる高校生たちの話。「幸せな音楽をやろう」が合言葉だ。ロッカーにはバカにされがちなジャンルを、敢えてやろうとするところが新鮮だったな〜。
エイプリルスカイズa go go (Menuett comics)
- 作者: つづき春
- 出版社/メーカー: 大陸書房
- 発売日: 1991/06
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カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。