らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【旧暦】仲秋→白露→第四十四候「鶺鴒鳴(せ きれいなく)」。9/12〜9/16頃。「残暑」「晩夏」「夏の終わり」をスキップ? いきなり秋の気配ーー。


昨日今日は、「涼しい」を通り越して「肌寒い」日だ。

昨日から、家では、今年初、いや、今季初、と言った方が良いのか、長袖長パンのスウェットで過ごした。

半袖Vネックメッシュのエアリズム&エアリズムステテコから、いきなり、である。


自転車通勤中も、すでに、長袖薄手のサイクルジャージになっている。

それでも、走り始めは肌寒い。

風邪をひきやしないか、ひやひやしたぐらいだ。


まあ、でも、いつもの年なら、お盆明けぐらいには、こんな感じの肌寒さを覚えてたような気がする。

だとしたら、今年は一ヶ月遅れぐらいなのか。


何だか、「残暑」とか「夏の終わり」をすっ飛ばして、いきなり「秋の気配」になった気がする。

では、「夏の終わり」って、いったい何だっけ? と考えてみても、思い出せない。

雲の様子とか、風の具合とか、上手く言葉にできない感じの。

セミの鳴き声に季節の移り変わりを感じる人も多いみたいだけど、ここ数年、セミの鳴き声もご無沙汰だ。

強いて言えば、アスファルトに転がっているアブラゼミの死骸が干からびているのを見ると、残暑だなあって、感じたりしてた。

我ながら、殺風景だな……。


無理やり残暑の気配を探すと、ヒマワリが枯れて頭を垂れている姿を思い出した。

タネが実れば頭が重くなるのだから、自然な姿なんだけど、見た目が酷暑にやつれたお年寄りみたいに見えて無残な感じだ。

最近、ヒマワリを自宅の庭に植える人が少なくなったのも、分かるような気がする。

黄色くて鮮やかな花も、酷暑中は暑苦しく見えるし。


そう言えば、去年も、お盆から、いきなり一週間、雨が降り続いたりして、お盆明けから11月あたりまで、ずっと雨がちだった。

もともと、去年は、7月アタマこそ、「ジト暑」「ジメ暑」だったけれど、全体的には冷夏だった。

あまり夏らしい夏ではなかったし、当然、残暑や夏の終わりなどを感じることも無かった。

てことは、二年連続で夏の終わりを感じてないことになるんだなあ。


二年連続と言えば、去年も今年も空梅雨だった。

どうも、春と夏の間、夏と秋の間、季節と季節の間の時期が狂ってしまっているようだ。


季節が少しずつ移り変わっていくと言うのは、服の調節とかが面倒だけど、いきなり季節がガラッと変わってしまうと、体調を崩しやすくて困ってしまう。

寒暖の差が激しいと、ウツっぽくなりやすいし。


まあ、クソ暑いのがいつまでも続くよりはマシなんだけどねーー。


旬の魚は、カンパチ

旬の野菜は、とんぶり。

旬の果物は、ブドウ。


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    くらしのこよみ 七十二の季節と旬をたのしむ歳時記

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