らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【肉】初めての牛カツ屋。4種類のタレ、特に、ゆず胡椒に驚く。久々の生ビールはイマイチだった。


歯医者の帰りに、牛カツ屋へ寄った。


この日は朝から、この店に行こう、と目をつけていたのだ。

牛カツは『肉女のススメ』で、知った。


ビーフカツレツは食べたことがあったけど、牛カツは、まだ、食べたことはなかったのだ。


ランチタイムなので、店内はサラリーマンでいっぱい。

おまけに、月に二回あるサービスデイにぶつかったようだ。

牛カツロース御膳が特価! てことだった。


2〜3人待ちだったけれど、回転も早かったので、あまり待たずに座ることができた。

糖質制限中なので、ご飯なしの牛カツを頼んで、ビールを飲みながら食べようと思っていたけれど、そんな雰囲気ではなかった。

店内にいる人全て、牛カツロース御膳一択だった。

料理してる人も、注文を取る前から、ひたすら、牛カツロース御膳を作り続けているようだった。


場の雰囲気に逆らわずに、牛カツロース御膳を注文。

1〜2分ほどすると、すぐに出てきた。

店前の看板にも出ていたけれど、牛カツは60秒ほど揚げるだけなので、待ち時間はそんなに無いようだった。

こういった所も、オフィス街に向いているところなのかも。


牛カツは薄い肉が二枚あって、どちらも、細く切られていた。

豚カツは肉の断面が白かったけれど、牛カツは赤かった。

レアなのか?


驚いたのは、タレがたくさんあったこと。

しょうゆベースのダシ、胡椒、ソース、カレーの4種類、別料金で温泉卵ベースのタレもあるようだった。


細い牛カツをそれぞれのタレにつけて、ちびちびといただく。

なるほど、こういう食べ方には、細切りが合うようだ。

たまらず、生ビールも注文してしまった。

言い訳するわけじゃ無いけど、生ビールもサービスデイで特価だったのだ。


意外だったのは、胡椒をつけて食べたときに感じた甘味だった。

数年前から、ゆず胡椒を始め、胡椒系の調味料がたびたび話題になってたけれど、遭遇したのは、今回が初めてだった。

なるほど、これは美味いわ。

胡椒で甘味を感じたのは、生まれて初めてだった。

たまに外食すると、こういう発見があって楽しい。

時代遅れになるのも、悪くはない。

周回遅れで、先頭を走ってるように見えるみたいなーー。


最後に、ご飯にカレーのタレをかけて、牛カツと一緒に、カツカレー風にして食べた。

タレが4種類もあると、最後まで飽きずに食べることができる。


米のご飯を食べるのも、生ビールを飲むのも久しぶりだった。


米のご飯については、特に美味いとも思わなかったし、食後に違和感を感じることも無かった。

もともと、定食にしては量が少なかったからかもしれない。


ただ、生ビールについては、この頃、缶チューハイに慣れきってしまったせいか、飲み心地がイマイチすっきりしなかった。

この日は暑い日で、昼間から飲むビールは、さぞかし美味かろう、と期待していたのだが。

もう、ビールよりは、サワーの人間になってしまったのかも。

以前は、一年、365日、毎日、ビールを飲んでいたというのに。

それとも、イマイチ身体に合ってない飲み物を、無理やり、毎日、飲んでいた、と言うことなのか……。


ともあれ、初めての牛カツ、久々の外食は、十分に満足できたのだった。


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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。