歯医者の帰りに、牛カツ屋へ寄った。
この日は朝から、この店に行こう、と目をつけていたのだ。
牛カツは『肉女のススメ』で、知った。
- 作者: 小鳩ねねこ
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2016/11/30
- メディア: Kindle版
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ビーフカツレツは食べたことがあったけど、牛カツは、まだ、食べたことはなかったのだ。
ランチタイムなので、店内はサラリーマンでいっぱい。
おまけに、月に二回あるサービスデイにぶつかったようだ。
牛カツロース御膳が特価! てことだった。
2〜3人待ちだったけれど、回転も早かったので、あまり待たずに座ることができた。
糖質制限中なので、ご飯なしの牛カツを頼んで、ビールを飲みながら食べようと思っていたけれど、そんな雰囲気ではなかった。
店内にいる人全て、牛カツロース御膳一択だった。
料理してる人も、注文を取る前から、ひたすら、牛カツロース御膳を作り続けているようだった。
場の雰囲気に逆らわずに、牛カツロース御膳を注文。
1〜2分ほどすると、すぐに出てきた。
店前の看板にも出ていたけれど、牛カツは60秒ほど揚げるだけなので、待ち時間はそんなに無いようだった。
こういった所も、オフィス街に向いているところなのかも。
牛カツは薄い肉が二枚あって、どちらも、細く切られていた。
豚カツは肉の断面が白かったけれど、牛カツは赤かった。
レアなのか?
驚いたのは、タレがたくさんあったこと。
しょうゆベースのダシ、胡椒、ソース、カレーの4種類、別料金で温泉卵ベースのタレもあるようだった。
細い牛カツをそれぞれのタレにつけて、ちびちびといただく。
なるほど、こういう食べ方には、細切りが合うようだ。
たまらず、生ビールも注文してしまった。
言い訳するわけじゃ無いけど、生ビールもサービスデイで特価だったのだ。
意外だったのは、胡椒をつけて食べたときに感じた甘味だった。
数年前から、ゆず胡椒を始め、胡椒系の調味料がたびたび話題になってたけれど、遭遇したのは、今回が初めてだった。
なるほど、これは美味いわ。
胡椒で甘味を感じたのは、生まれて初めてだった。
たまに外食すると、こういう発見があって楽しい。
時代遅れになるのも、悪くはない。
周回遅れで、先頭を走ってるように見えるみたいなーー。
最後に、ご飯にカレーのタレをかけて、牛カツと一緒に、カツカレー風にして食べた。
タレが4種類もあると、最後まで飽きずに食べることができる。
米のご飯を食べるのも、生ビールを飲むのも久しぶりだった。
米のご飯については、特に美味いとも思わなかったし、食後に違和感を感じることも無かった。
もともと、定食にしては量が少なかったからかもしれない。
ただ、生ビールについては、この頃、缶チューハイに慣れきってしまったせいか、飲み心地がイマイチすっきりしなかった。
この日は暑い日で、昼間から飲むビールは、さぞかし美味かろう、と期待していたのだが。
もう、ビールよりは、サワーの人間になってしまったのかも。
以前は、一年、365日、毎日、ビールを飲んでいたというのに。
それとも、イマイチ身体に合ってない飲み物を、無理やり、毎日、飲んでいた、と言うことなのか……。
ともあれ、初めての牛カツ、久々の外食は、十分に満足できたのだった。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。