ここ、しばらく、ずっと、29インチのマウンテンバイクで自転車通勤している。
そのせいなのか、また、やまめ乗りのポジションが変わってきた。
それにしても、自分に取ってのやまめ乗りは、もう、伸び代も無くなって、ずっと、このままなんだろう、と思っていたのに、いったい、いつまで変わり続けるんだろう?
ちょっと、びっくりした。
やまめ乗りは、思っている以上に、奥が深いのかもしれない。
さて、ポジションの話ーー。
たまたま軽く立って立ちこぎをして、サドルに座ろうとしたとき、ちょっと失敗して、いつもより後方に腰を下ろしてしまった。
お尻が、サドルから、ずり下がってるような位置だ。
面倒なので、そのままペダリングして、落ち着いたら、いつもの位置に戻そうとした。
しかし、なぜか、するすると前へ引っ張られるように、軽々と進んでいくのである。
今でも、サドルは目いっぱい、後ろに下げている。
そこからずり下がるように座ると、後輪の中心の真上近くに尻の位置がある。
なんぼなんでも、後ろ過ぎるよな、と思うんだけど、現実には、軽々と走っていくのだ。
いったい、どう解釈したら良いんだろう?
そして、ずり下がりポジションに座ってペダリングすると、思い切り後ろに座っているので、ペダルまで、脚は目いっぱいまっすぐに伸ばすことになる。
この姿勢でペダリングすると、もも裏の筋肉をすごく使っているのを実感できるのである。
さらに、もも裏の筋肉を使っていると、不思議と股関節が開いていく感触がある。
もしかしたら、考え方が逆で、股関節が開くようになって、もも裏の筋肉を使うようになって、ポジションが後ろ気味になったのかもしれない。
とりあえず、楽に走れるようになったことは間違いない。
そして、もも裏の筋肉を使っていることも。
走っているときは、それほど、シンドい、とまでは感じないけど、夜は寝落ちするようになったし、翌朝、もも裏には、鈍い筋肉痛がある。
楽してるんだけど、身体はしっかり疲れている。
妙な違和感があって、まだ、慣れてない。
このやり方が正しいのかどうか、よくわからないけど、現実には楽に走れてるわけだし、しばらくは、ずり下がりポジションを続けてみよう、と思っている。
それにしても、こういう「気づき」がある度に思うんだけど、今までの努力って何だったのかな? とがっくりしてしまう。
もっと早く気づければ……。
まあ、0.2%カイゼンしたと思うことにしよう。
カテゴリー紹介 #家事 #男子 #おひとりさま
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。