たまたまネットで眼にした麹水だった。
発酵者としては、どうしてもレーダーに引っかかる。
何より作り方が簡単だったことに惹かれた。
水に麹を入れて、一晩、放置するだけだ。
発酵食品、炊飯器調理など、どうも放置系に弱いようだ。
さっそく、作ってみる。
500ミリリットルのボトルに、ふるさと納税で取り寄せた生麹を60グラム入れて湯冷ましを注ぎ、一晩、放置した。
飲んでみると、うっすらと甘い。
甘酒を水に薄めたようなものを想像してたけど、思ってたよりも上品な甘さだ。
乾燥麹ではなく、生麹を使ったのが、良かったのかもしれない。
通常は、麹を袋に入れて水に沈めるようだけどサーモスのボトルだと、飲み口で麹は遮断してくれるので、袋は必要ない。
思ってたよりも手軽だ。
良いことづくめの麹水だけど、導入は見合わせることにした。
麹60グラムというのは、結構な分量だ。
500ミリリットルの水に60グラムの麹。
ケチって、麹50グラムとする。
スーパーで乾燥麹を買うと、200グラムで、おおざっぱ300円。
麹水500ミリリットルあたり75円の計算だ。
職場でちびちびダラダラ飲むには、お安くない。
特に、これから夏になって飲む量が多くなったら、なおさらだ。
もう一つ、気になったのは、やたらとガスが出たことだ。
発酵食品を食べ慣れている自分でさえ、そうなので、便秘体質の人が飲んだら、効果は絶大だろうけど、職場でトイレに駆けこむハメになるかも。
あとは、飲んだあとに残った麹についても気になった。
何かに使えないかと検索してみたけれど、「(袋ごと)お風呂に入れている」ぐらいしか見つからなかった。
ちなみに、食べてみたけど、ぶよぶよになっていて、味もなかった。
食べ物に再利用は出来なさそうだ。
う〜む。
ふるさと納税の生麹を使ってる分には懐はたいして痛まないのだが。
今年のふるさと納税の限度額はすでに使い切ってしまっている。
麹水の導入は来年に回すか?
あと、ガスの心配については、とりあえず、休日に試してみて、胃腸が慣れたら職場でもやってみるとか。
今すぐはムリそうだけど、あきらめるには惜しい麹水なのだったーー。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。