らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【ブログ】一年やってみて。書き続けることの難しさについて。


5月3日で、このブログを開設してから一年がたった。

思うところを書いてみる。


このブログは、一つの記事あたり、だいたい1,000文字を目安にしている。

あんまり長すぎると読むのに疲れてしまう。

まあ、1,000文字ぐらいが、書くにも、読むにも、ちょうど良い、と思ったのだ。


それで、一年間で、1,000本の記事を書くことを目標にした。

一日、だいたい3本書けば、と思ったのだ。

3本×365日=1,095本って感じで。


実際は今日で、ようやく900本。

目標には、遠く及ばなかった。


毎日書くことは、思ったよりも大変だった。

疲れていたり、仕事が大変だったり、ヘコんだり、ウツっぽかったり、理不尽な目にあったり、平々凡々な人生のはずなのに、世間は悪意のトラップに満ちている。

とてもブログなんて、書く気分になれない時もあった。


一年間で、ブログを更新しなかった日を数えたら、54日だった。

週一日はサボってる計算だ。


もっとも、書き始めた4〜6月は、書けなかった日が多かったのは無理もない。

意外だったのは、8〜9月に、思ったよりもサボっていたこと。

暑くてそれどころじゃね〜、て感じだったんだろう。

職場でも、うんざりすることがあったしなあ。

秋からは、ほぼ毎日、更新できるようになった。

それでも、季節の変わり目で、ウツっぽくなりやすい2月は休み気味。

職場の異動があって、慌ただしかった4月も、けっこう更新してなかった。

振り返ってみると、自分の印象と、実際とでは、かなりズレがあった。

毎日、書き続けることは本当に難しい。


『続 知的生活の方法』で、渡部昇一さんは、毎日、倦まずたゆまず、メカニカルに書き続けることを説いていた。


村上春樹さんも、400字詰め原稿用紙で10枚ほどの量を、ひたすら、毎日、書き続けていた、とインタビューで読んだ記憶がある。

考える人 2010年 08月号 [雑誌]

考える人 2010年 08月号 [雑誌]


ブロガーのイケダハヤトさんなんかは、嫌なことがあったら、気分転換にブログを書くそうだが、そこまでは達しなかったなあ……。


一年もやれば、何かしら見えてくるものがあるんじゃないか、と思ってたけど、やってみたら、特に見えたものはなかった(笑)。

わかったのは、書き続けることが大変なことぐらいだ。


まあ、それでも一年間、続いたのは、何事も長続きしない自分にしては、かなり珍しいことだった。

文章を書くことは嫌いではないようだ。

他に、やりたいこともないし、できることもないし、このまま続けていくつもりだ。

できれば、少しはステップアップして、気晴らしや気分転換のために、ブログを書くような人間になりたいものだ。