らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

―漫画と本と自転車通勤。そして、がんばらないライフスタイル―

冷やし中華は自分的には初夏の食べ物。でも、早すぎたみたいで、まだ、やってなかった。


ゴールデンウィーク初日ーー。


天気も良かったし、自転車にも乗ったし、シャワーを浴びて、缶ビールも飲んだ。

実に平和な気分だ。


昼飯をどうするか? と考えていたら、そうだ、冷やし中華を食べに行こう、と思いついた。

連休中なんだし、たまには外食もいいだろう。


冷やし中華と言えば、夏の食べ物に決まってるけど、自分の場合、いつもGWあたりに食べるので、初夏の食べ物、となっている。


行き先は近所の蕎麦屋なので、歩いて行く。

表通りから、ちょっと引っ込んだ所にあって、隠れ家みたいな雰囲気の蕎麦屋

いわゆる田舎蕎麦で、あちこち蕎麦の食べ歩きをしたこともあったけど、結局、ここの蕎麦が一番好きだ、と気づいた。


蕎麦だけじゃなくて、うどんも美味いのだが、冷やし中華も絶品だ。

冷やし中華でも、この店のが一番好き。

よその店では味わえない独特のコクがあって、何でだろう? と長年、不思議だったのだが、ある時、ピーナッツをすり潰してタレに加えていると聞いたときには驚いたものだ。


店に入ってみると、常連らしき人が四人ほどとぐろを巻いていた。

なんとなく雰囲気が悪かったけど、気にせず、店の隅っこに座る。

さて、とお品書きの黒板を見ると、冷やし中華が書かれていない。

嫌な予感を押し隠して、店の人に聞いてみたら、冷やし中華は五月になってから始まるとのこと。

がーん。


店を出るわけにもいかないので、冷やしたぬき蕎麦を注文。

十分に美味かったけど、頭が冷やし中華で一杯だったせいか、なんだか調子が狂いっぱなしだった。

常連らしき連中は、大声で競馬の話をして「当たればでかい」などと叫んでいる。

雰囲気、悪くなったなあ……。


薄暗い隠れ家みたいな店を出ると、やたらと天気が良くて眩しい。

五月になってから、この店に来るかなあ、と考えた。

もう、来ないかもしれない。

居心地の良い場所が、一つ減ってしまったような寂しさを覚える。

なんだか敗北感で一杯のまま、帰宅の途についたのだった。

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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。