急に暖かくなって、まるで初夏のようだ。
桜は、すっかり、満開だ。
そんなわけで、ウォーキングする人がいきなり増えている。
冬の間も歩き続けている熟練者ならともかく、暖かくなったので、ウォーキングを再開した人、あるいはウォーキングを新たに始めた人達には注意が必要だ。
ウォーキング初心者・再開者によくあるパターンーー。
・後ろに注意が向かない。
「前しか見てない」と歌の文句なら、かっこいいけど、道路上では困り者だ。
こちらは、かなり強力なライトを常時点灯しているし、声をかけたりもしてるのだが、なかなか気づいてくれない。
そもそも、後方へ意識が向かないようだ。
熟練者は早めに気づいてくれて、少し端に寄ってくれるし、ちゃんと気づいてくれてると言う安心感があるのだが。
・まっすぐ歩けない。
これ、びっくりするほど多い。
本人はまっすぐ歩いてるつもりでも、蛇行しているか、斜めに歩いている。
・道のど真ん中を歩いている。
川沿いの遊歩道&サイクリングロードは、間口一間、両手を広げたぐらいの道幅だ。
真ん中を、のしのしと歩かれると困るのである。
こういう人は、声をかけても、なかなか気づかないし。
・二人連れで道をふさいでいる。
この手の人は、声をかけると、あからさまに嫌そうな顔をして、聞こえよがしに文句を言う。
数が増えるほど傍若無人になる。
・後ろを見ずに、急に進路を変える。
追い抜こうとしている時に、これをやられると慌てるハメになる。
いきなり、大きくUターンする大物もいる。
・歩きながら体操する、手を横に振り上げる。
突然やられて、ラリアートを食らいそうになった。
・車止めを使ってストレッチや腕立て伏せをする。
ただでさえ狭い箇所をくぐり抜けなきゃいけないのに、邪魔でしょうがない、
なぜか、自転車は悪者になりがちで、歩行者から見ると、無礼を働いても構わない、と言う意識が透けて見える。
もちろん、自転車乗り、特にママチャリには、乱暴な乗り方をしているのもいるので、お互い様なのだが。
お互いに、ごく普通に、マナーやエチケットを守れば良いだけの話なんだけど……。
最後にーー。
桜並木のあたりを走るときは、歩行者にマナーを求めるのはあきらめて、ゆっくり走ろう。
みんな桜に目が行ってしまっている。
しかも、実際は、インスタ映えする写真を求めて、スマホの画面しか見ていない。
みな、桜の木の下では歩きスマホ状態なのだ。
ああ、恐ろしい……。
しかたがないので、超徐行しながら、ゆっくり桜を眺めよう。
カテゴリー紹介 #自転車通勤
自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)7年目。
29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)で通勤中。
ブルベ経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。
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