らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

白菜鍋は保温モードでは無理だった。白米急速モードで合格。スープがメチャ美味しになるのだった。 #家事 #男子 #おひとりさま


『大市民』で何度も登場する「白菜鍋」。

繰り返し紹介されるだけあって、確かに「簡単、美味し!」だ。

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配信先: 世田谷に引っ越した人生の達人・山形鐘一郎が、独自の視点でさまざまな問題を語り尽くす ! 原宿から世田谷の砧に引っ越した小説家の山形。相変わらず安アパートで冷えたビールを愛する日々を楽しんでい...


味つけは塩のみ。

基本的に水を使わない無水調理で、白菜の水分がスープになる(実際はコゲ防止として、水や日本酒を入れたりする)。

こんなところも「男味」として読者をそそるのだ。


自分の場合、これを炊飯器調理で作っている。

前回は、薄いしゃぶしゃぶ用の肉でやってしまったのが失敗だった。

あと、炊飯モードの熟成炊きモードでやろうとしたり、途中でしゃっきりモードに切り替えたり、と中途半端なやり方をしてしまった。

今回はリベンジ編だ。


もっと頻繁にやりたいけど、今年の冬は野菜が高騰しているのだった。

白菜もご多分に漏れず、今回は4分の1にカットされた白菜から、3〜4枚の葉っぱを取って使った。

肉の方が安くて多いぐらいだ。


肉は豚バラスライス。

しゃぶしゃぶ用よりは厚いけど、しょうが焼き用よりは薄い。

塩麹漬けして、約一週間。

炊飯器に入れる前に、水で洗って、水抜きした。

水抜きしないと、しょっぱくなる。


保温モードで一時間半ほどして、炊飯器のフタを開けてみたら、まだ、肉は赤かった。

どうも保温モードでは無理なようだ。


じっくりと熟成炊きモードにするか、低温そうなおかゆモードにするか迷ったけれど、腹が減ってしまったので、急速白米モードでやることにした。


出来上がりは、さすがに赤いところはなかったけれど、白菜も、上に乗っけた豚バラも、お好み焼きみたいに固まっていた。

とりあえず、汁ごと、どんぶりにあける。


まず、スープをすする。

水なしでやったとは思えないほど、たっぷりの汁ができていた。

しかし、これが、メチャ美味だった。

白菜から染み出たうま味を煮つめたようなもんだから、マズいわけがなかった。

スープだけ、一気にすすってしまった。

塩麹漬けした肉からあふれ出た塩味だけで、こんなにも美味くなるのだ。

この汁で、ラーメンを作ったら、どんなにか美味かろう。


スープを飲み干したあと、肉と白菜をほぐして食べ始めた。

調味料は全く必要なかった。

固まっていた、と書いたけど、肉がくったいていただけで、硬くなってはいなかった。


これまた十分に美味だった。

半分食べたら、大根おろしをかけて、残りの半分を食べようと思っていたけれど、一気に全部、食べてしまった。


次回、やるときは、炊飯モードの熟成炊きモードかおかゆモードで試してみよう。

今回だって、リベンジ編だと言いながら、土鍋で作っていた頃よりは、数段、美味い。

白菜鍋は低温調理イコール炊飯器調理と相性が良いことは間違いないことを確信した。


あとは、野菜が安くなってくれないかな〜。

キャベツでも試してみたいよな。


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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。