さすがにクリスマスや年末年始は嫌だけど、基本的に、休日出勤自体は嫌いじゃない。
もちろん、代休だの手当だのがもらえれば、の話だけど。
がらんとした職場は、いっそ、すがすがしい。
普段は早い者勝ちのパソコン端末も、プリンターもスキャナも気兼ねなく使える。
年末年始の休日出勤では、ある端末にしか入ってないシステムを使って仕事をすることにしている。
共有の端末なんで、普段は使い放題、てわけにはいかないのだ。
電話もかかってこない。
突然、声をかけてきて、ピントのズレたことでネチネチと同じ話を繰り返す上司もいない。
純粋な仕事だけだ。
休日出勤してると、案外、仕事が嫌いじゃないんだな、と自分でびっくりする。
仕事が嫌なんじゃなくて、職場が嫌いなんだろう。
疲れたら休むし、調子が良いときは昼休みの時間だろうと仕事を続ける。
腹が減ったら食べれば良いし、目が疲れたら顔を洗う。
自分のペースで仕事ができるというのは、すごく楽だ。
この点、フリーランスや自営業の人がうらやましい。
もともと、世間が働いているときに休んで、世間が休むときに働くのが好きだ。
世間と少し時差を作るだけで、すごく楽になる。
行列や人混みや渋滞や満員電車が大の苦手なのだ。
世の中には変わサテライトオフィスだの、テレワークだのを始めている最先端の企業もあるようだけど、ローカルな職場では別世界のことに感じられる。
確か、2年前に話題になったかと思ったけど、国家公務員の世界で、日本版サマータイム「ゆう活」が実施された。
2時間早く出勤した分、2時間早く帰れる。
いいな〜。
周りの様子を伺いながら帰ることがなくなるだけで、どれだけストレスが減るか。
昼間は世間話ばかりして、夜になってから仕事して残業代を稼ぐ奴よりは、よっぽどいいと思うけど。
以前、ヨーロッパにいる友人を訪ねたことがあって、ちょうどサマータイムに入る日だった。
朝日、起きたら、いきなり時計の針をずらし始めたのを目撃したときは、カルチャーショックだったなあ。
なんか、時間って、この世で一番平等で確かな物だと思いこんでいたけど、そうでもなかったんだ、と気づいた瞬間でした。
今すぐに仕事を辞めて、地方移住したりフリーランスになったりできない身としては、せめて、休日出勤を実り多いものにしたいもんだ。
あとがき
クリスマスイブから年末にかけての休日出勤の朝、自転車通勤で駅近くを走っているとき、やたらと、のろのろと歩いてる女の子が数人いて、はっきり言って邪魔くさくて、しょうがなかった。
仕事に行きたくないのはわかるけどねえ。
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