昨日は、うんざり&ぐったりすることがあった。
帰宅しても、晩飯の準備にかかる気力も無くて、とりあえず、寝転がって一休みすることにした。
で、そのまま寝てしまう。
目が覚めたら深夜の0時になっていた。
さすがに腹は減っていたけど、このまましばらくすれば朝まで寝てしまいそうな疲れ具合だった。
がんばって起きて食べてから寝るか、このまま朝まで寝てしまってから、朝飯をがっつり食べるか、しばし迷った。
菓子パンやチョコバーをかじりながらでもやっていけた若い頃とは違って、一食抜くとパフォーマンスはがっくりと落ちるのだ。
そういえば、鍋焼きうどん用に天ぷらを買ってあったことを思い出した。
けっきょく起きることにする。
鍋焼きうどんが頭にちらつかなかったら、朝まで寝ていたかもしれない。
小鍋に電気ポットからお湯をはった。
お湯を沸かす手間暇も惜しい。
塩麹漬けキャベツと酢麹漬けタマネギと豆乳甘酒とどぶろくを入れる。
冷凍うどんを一玉置いて、ちくわとナスの天ぷらを乗せてフタをして7〜8分。
熱々の鍋焼きうどんのできあがりだ。
ハフハフ言いながらほおばっていると、食欲も出てきて、鍋焼きうどん完食のあと、冷凍うどんを、もう一玉チンして、納豆や生卵で食べた。
それにしても、一人、深夜にしみじみと鍋焼きうどんなどを食べていると、色々、物を思うのだった。
いつの間にか、10分程度で、十分に美味くて、身体に悪影響を与えない鍋焼きうどんがささっと作れるようになったんだなあ、と思うと感慨深い。
去年の自分が見たら信じられないだろう。
ちょっと無理してでも食べておかないと、後で、苦しくなってしまうようなトシになってしまったんだなあ。
そもそも、若い頃は、後先なんか、考えたりはしなかったし。
深夜にカップラーメンなんか食べて、ますます体調悪くしてたかも。
賢明になったと言えば聞こえはいいけど、なんだかちょっと寂しい気もする。
ちなみに、翌朝の現在、さすがに胃が重くて、朝食のバナナトーストはパスして、ヨーグルトのみとなった。
深夜に食べたのは失敗。
朝まで寝て、朝食をがっつりの方が良かったかもしれない。
なんだかんだ言って、ここ半年ぐらいは自炊も定着してきて、自分にしては規則正しい生活を送ってきた。
真夜中に起きて食べる、なんてのは久しぶりだった。
身体に良くないことは明らかだし、今日一日は不調を引きずりながら過ごすことになりそうだけど、たまには、いいか、とも思う。
いけない、悪い、と思いながら食べるのって妙に美味いし、寒い冬の真夜中の鍋焼きうどんならなおさらだったし。
快適に効率よく過ごすために切り捨ててきたものを、久しぶりに味わったのだった。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。