らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

クルマ代わりの自転車はやめることにした。#自転車通勤


休日に出かけるときは、クルマ代わりに自転車で出かけていた。

普通ならクルマで行くような所へ、あえて自転車で行く。

すごいね、と言われると嬉しかったりした。

今にして思えば、単に、あきれていたんだと思うけど。


実際、隣街のショッピングモールなどだと、休日なんかは、クルマで行くよりも早く着いたりした。

クルマで30〜40分、自転車で40〜50分。

クルマだと、休日は、下手をすると、建物が見えてから、駐車場におさまるまで、30分かかることもある。

電車だと、ぐるりと回り込むようなコースになって、乗り換えも2回で、そのうち一つは、駅から駅までかなり歩かなきゃいけなかった。

自転車の方が合理的だった。


東京へは電車で1時間半ぐらい。

これも、自転車で行ったりした。

2時間半ぐらいだったか。

川沿いのサイクリングロードを使えば、意外と速い。

東京は交通量が多くて怖いけど、道路自体は道幅も広くて走りやすかった。


しかし、だんだん、めんどうになってきた。

汗かきなので、着替えを持参して、ショッピングモールに到着したら、トイレの個室へ駆けこんで、身体をふいて、上半身だけでも着がえなきゃならない。

のどが渇くので、ボトルも必要で重かった。

今年の休日は引きこもり気味だったけど、自転車で出かけなきゃ、というのもプレッシャーになっていたかも。


この頃は、平日の自転車通勤や、休日の朝のマウンテンバイク走りがやたらと楽しくて、その一方で、クルマ代わりに乗る自転車は、あまり楽しいとは思えなくなってきた。


思えば、自分に酔っていたのかもしれない。

クルマで行くような所へ自転車で行ってしまう、オレ。

自転車がアイディンティティな、オレ。 エコロジーな、オレ。

節約してる、オレ。


しかし、もう、酔いは覚めてしまった。

どうも、自分に取って自転車は「フィットネス」のようなのだ。

快適に汗を流したら、濡れタオルやシャワーでさっぱりするのがデフォルトだ。


もし、旅行をするとしても、自転車で旅をすることはしないだろう。

徒歩での旅行、バックパッカーになるだろう。

汗をかいたときや、自転車を止めて観光するときに盗まれないようにしたり、雨に降られると厄介だったりするし。


自転車は楽しく乗りたいし、どんな時でも必ず自転車で、と言うような硬直化したことはやめることにした。

自転車通勤と休日のオフロード走りだけで、十分に楽しいし。


カテゴリー紹介 #自転車通勤

自転車通勤(約1時間、片道約15㎞)7年目。

29インチのマウンテンバイク(シングルスピード&フルリジッド)で通勤中。

セカンドバイクはクロモリのロードバイク

ブルベ経験有り(SR取得)。

「やまめ乗り」修業中。

  • 自転車の教科書
  • 自転車の教科書 ー身体の使い方編ー (やまめの学校)