これまで、インナーウェアは上下ともシルク100%のものを着ていた。
もともと、冷えとり健康法の影響で始めたものだ。
冷えとり健康法は、ざっくり言うと、下半身を温めるもので、シルクと綿の靴下を重ね履きすることを推奨している。
シルクはデトックス効果もあるらしい。
なんとなく心引かれるものがあって、やってみたのだが、シルクの肌触りの方が気に入ってしまったのだ。
夏はひんやり、冬は意外に暖かい。
汗も良く出るような気がした。
デトックス効果?
もともと、肌があまり丈夫ではなく、時々、かゆくなることもあったけど、シルクをインナーウェアにするようになってからは、それも減った。
いいことづくめのシルクだったので、ここ3年くらいは、ずっとシルクをインナーウェアにしていた。
けれども、シルクにも欠点はあった。
とにかく、値段が高いことだった。
生活全般を見直して、コストダウンを図っていると、シルクは家計を圧迫してきた。
そして、取り扱いがめんどうであった。
基本はネットに入れて洗濯して、陰干ししなければならない。
初めの頃は、それをしなかったので、あっという間に消耗した。
滑らかな肌のようなシルクが、がびがびの乾いた肌のようになってしまったのだ。
天然素材とは、こういうものか、とカルチャーショックだった。
それと、自転車通勤の時に、インナーウェア下(タイツ)を脱がなきゃならないのもめんどうだった。
そうしないと、サドルにすれてしまって、すぐに破けてしまうからだ。
また、ここ数年、ユニクロのエアリズムやヒートテックなども進化したようで、ずいぶん肌触りが良くなったし、値段もそこそこで、消臭効果も高そうだ。
ちょうど、インナーウェア上が取り替え時期だったので、シルクを更新せず、トップスだけ、ヒートテックをインナーウェアにしてみた。
今のところ、かゆくなったりのトラブルもなく、肌触りでストレスを感じることもない。
何より、洗濯で気を使わなくていいのが楽だ。
で、シルクのインナーウェア下(タイツ)も、特別扱い? は止めて、ネットにも入れず、別の洗濯物ハンガーに吊して陰干ししたりもせずに、他の洗濯物と一緒くたで取り扱うことにした。
早く消耗してしまうことは織り込み済みで、そうしたら、ボトムスもエアリズムやヒートテックに変えればいいや、という気持ちだった。
そうしたら、びっくりするほど、洗濯が楽になってしまった。
と言うよりも、今まで、こんなめんどうなことをやっていたのか、と言うことに驚いて、さらに、そのことに全く気づいていなかったことに、もう一度驚いた。
洗濯物を全部まとめて洗濯機に放り込み、終わったら、全部まとめて一つの洗濯物ハンガーにぶら下げて、ベランダへ出す。
たったこれだけのことでも、ストレスがまた少し減ったことを自覚できる。
自転車通勤の時に、いちいち脱がなくて良くなったのも「超」楽だ。
まだ、自分で気づいていないだけで、もっと生活をシンプルに、ストレスフリーにできるのかもしれない。
そんなことを感じさせた。
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空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。