日本では、毎年、3万人前後の人が自殺しているそうな。
検索してみると、本当は10万を超えている、という恐ろしいことも書かれている。
何でも、遺書がないと自殺者にカウントされないらしい。
知らなかった……。
日本では、ひきこもりが25万人とも70万人とも言われている。
ずいぶん数字に開きがあるけど、内閣府推計と厚生労働省推計とで数字に違いが出るようだ。
内閣府推計では15〜39歳を対象にしてるので少なくなってるみたい。
どっちにしろ、とんでもなく多いことには変わりない。
日本では、うつ病患者の数は100万人を超えているらしい。
確かに、職場でも心の病で休職している人はちらほらいて、別に驚くようなことではなくなっている。
いったい、いつからこんな風になったんだろう?
自分もインドア系で、時々ウツっぽくなるので他人事ではない感じだ。
心の病になるような人は、マジメでがんばり屋が多いようだ。
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、と疲弊していくことが多いようだ。
周りもそれを求めているし、期待されたら応えなきゃいけない、と思うようだ。
だから、がんばってしまう。
お互いに、どれだけがんばったかを競い合ってヒートアップしていく。
そしてドロップアウトしていく人間を容赦なく叩く。
叩く側もストレスてんこ盛りなのがせつない。
がんばった人ほど、人にがんばることを要求するのは、一種の復讐なのか?
『ナリワイをつくる』という本を読んでいたら、「非バトル系」という言葉が出てきて、なるほどなあ、と思った。
間違いなく自分は非バトル系だ。
趣味の自転車以外はインドアな人間だし、人づきあいが苦手だし。
ストレスフリーな生活をしたい、健康で文化的な最低限度の生活が送れればいい、ネコのように丸くなって暮らしたい、などと考えてる人間はバトルには向かない。
『ナリワイをつくる』は、非バトル系の人間が、自分のやりたいことを企画して小さく稼いだり、ご近所から頼まれ仕事をしてコミュニケーションを取ると同時に謝礼をもらったりしながら生きていく方法を指南している。
言わば、仕事の生活化だ。
ストレスフルな仕事をして、たくさん稼いで、ストレス解消のために散財するよりは、最初から好きなことを自分のペースでやろう、と言うわけだ。
人づきあいが苦手な自分には向いてないなあ、と思いつつ、では、自分に合ったライフスタイルが見つかったわけでもない。
まあ、あんまりがんばらず、争わずに生きていきたいとは思う。
バトル系の人間からは、甘えだ、やればできるんだから、などと言われてしまうけど。
ライフスタイル系 ガイド:
ストレスフリーな毎日を過ごしたい!
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ネコのように丸くなって暮らしたい……。