だいぶ朝が寒くなってきた。
昨日の金曜の朝は、走ってる最中と、駐輪場トランクで着がえているときに、思わず、くしゃみをしてしまったくらいだ。
寒いのが苦手で、防寒に関しては神経質な自分には、かなりレアなケース。
今年の初くしゃみだ。
こんな時は身体の内側から温めるのが一番効果的だ。
ハードボイルドな男だったら、ポケットからスキットルでも出して、ホットラムを飲むシーンだ。
あるいは、アイリッシュコーヒーだろうか。
単なるサラリーマンは、仕事前に飲むわけにもいかないので、ホットドリンクでガマンしなければならない。
去年の冬は、ホットコーヒーを、350ミリリットルのサーモスのボトルに入れて持参していた。
だいたい午前中かけて、ちびちび飲んでいた記憶がある。
サーモスのボトルの保温機能はなかなかのものだった。
今年はどうするか?
あいにくコーヒー断ちしてしまったし、350ミリなんて飲んだら胃が痛くなりそうだ。
今まで、よく平気だったもんだ。
代わりに果汁100%ジュースを電子レンジで温めて持っていこうと思ったけど、ちょっと困った。
ステンレスのボトルは一番小さいサイズでも200ミリリットルだ。
少し量が多い。
200ミリのボトルに100ミリしか入れないと、すぐにぬるくなってしまう。
おまけに、小さいサイズのボトルは、みな飲み口がステンレスだ。
以前、ステンレスの飲み口のボトルにホットドリンクを入れて飲んだら、口をつけたときに熱くてしょうがなかったことがことがある。
さて、どうするか?
小さいサイズで飲み口がステンレスではないボトルを探したり、新しいシリコンタイプの水筒を探したりしたが、決定打は見当たらず、いたずらに時は過ぎてしまったのだった。
そして、昨日の初くしゃみだ。
着がえるときには、身体が冷えていたので、ボトルのお湯を飲んだ。
いつも、350ミリのサーモスのボトルにお湯をつめて持参し、タオルを濡らして身体をふいているのだ。
目いっぱいお湯を入れないとぬるくなってしまうので、いつも余ったお湯は捨てていた。
背に腹はかえられないので、そのお湯をのんでみた。
身体の中を、温度の高いものが通り過ぎていく。
思わず、ほうっとため息が漏れる。
なんとか風邪をひかずにすんだのは言うまでも無い。
まあ、これでいいのかな。
お湯を飲むというと味気ないけど、白湯を飲んでいる、と言い換えると、美容に打ち込むステキ女子のようだ。
どちらかと言えば、自分は干物女のカテゴリーになるんじゃないかと思うんだけど、それはさておき、あれだけ大騒ぎしたあげくの結論がこれかよ、てのは、なんだか釈然としないのであるが、とりあえず、いい方法が見つかるまでのBプランは確保したかな、と安堵したのであった。
自転車通勤編プロフィール
自転車通勤(片道15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
クルマを処分したので街乗りが増えそう。
ブルベ参戦経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。