たまたま、ガーデンブーツと言うものを知った。
早い話が長靴なのだが、ポイントは丈の長さで、足首ぐらいまで。
ハイカットスニーカーと同じか、やや、短いぐらい。
モンベルのレインウェア上下を着ても、足首のあたりに、やや、隙間ができる。
こんなものがあるとは知らなかった。
ガーデニングって、そんなに流行ってんのかな?
『大草原の小さな家』や『北の国から』に影響され、自給自足の生活に憧れたものの、家庭菜園であっさり挫折した恥ずかしい過去を持つ人間には、よくわからない話だ。
ここで、少し考えた。
ショートサイズの長靴を試したことはあるけれど、足首が固定されてしまうと、ペダリングはしにくくなる。
ガーデンブーツぐらいの丈だったら、そんなに足首の負担にはならないんじゃないか?
なにより、着脱のしやすさは魅力的だ。
長靴やブーツ類は、はくときと脱ぐときのめんどうくささが嫌いなのだ。
確かに隙間があるから、雨はいくらかは入り込んでしまうだろうけど、防水力の高いシールスキンズのソックスをはいてるんだし、致命傷にはならないんじゃないか、と。
あんまり完璧を目指すと、かえって長続きしなかったりするし、これからはコストダウンも考えていかないとね、とかも。
今にして思えば、妙な方向へ勘違いしてたようだけど、ともかく買ってしまったのだった。
ちなみにフラットペダルである。
やまめ乗りだし。
昨日の金曜日にガーデンブーツを使う機会がやってきた。
冷たい雨の降る寒い朝だ。
その前日、前々日は霧だった。
二日連続は珍しい。
走り出してみると、確かにペダリングはやりやすかった。
多少は靴底が滑るような気もするけど、想定の範囲内。
しばらくは、そのまま走り続けた。
しかし、30分を過ぎたあたりから、右足が冷えてきた。
雨が入り込んでしまったようだ。
シールスキンズのソックスは防水しても、雨の冷たさまでは、そこまでできません、のようだった。
ストレスを抱えたまま走り続けた。
出勤してみると、咳き込んだり鼻をかんだりする者の音がフロアに響いていた。
今年は、ほんとに気温の温度変化が激しすぎる。 風邪っぴきが増えるのも無理はない。
それにしても、久々にやらかしてしまった。
自転車通勤を始めた頃は、しょっちゅう、試してはボツ、を繰り返してきたけど、最近では、これほどあっさり失敗、てのは無かった。
まだまだだなあ……。
自転車通勤編プロフィール
自転車通勤(片道15㎞)7年目。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
クルマを処分したので街乗りが増えそう。
ブルベ参戦経験有り(SR取得)。
「やまめ乗り」修業中。