らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

限界ハウス、ダメ家事男子。:整理整頓がヘタな人は、モノを減らして、置き場所を決めると楽になる。


子どもの頃から整理整頓がヘタだった。

何かをする時に必要なものが、すぐ出てこない。

イライラして「何か」でもミスしてしまう。

こんなことを繰り返してきた。


試行錯誤した結果、今でも続いているのは、自分でもあきれてしまうほどシンプルなものだった。

①必要なものを厳選する。

(少なければ少ない方が良い)

②置き場所を決める。

③使ったら元の場所へ戻す。

とても簡単なことだけど、習慣になるまでには、ずいぶん時間がかかった。


例えば、仕事中だとーー。

・胸ポケットに非常用の4色ボールペン

・スラックス左前のポケットにハンカチ


机の上だとーー。

正面にノートパソコン。


ノートパソコンの右側にーー。

・メモ用紙

・4色ボールペン

・赤マジック

・黄色マーカー

(黄色マーカーだと、コピーしても写らない)


左側にーー。

・ホッチキス

・修正テープ

やたらと紙の資料の多い職場なのだ。


ノートパソコンのモニター下に並べるものーー。

・フセン

・消しゴム

・ハンコ


ざっと書いても、こんな感じ。

何が、どこにあるはず、とわかってるだけで、ずいぶんと捜し物が減った。

今では、何かが所定の位置にないと落ち着かない気分になるようになった。


あと、職場でもオフでも持ち歩くものは100円ショップで買ったメッシュポーチに入れている。

主なものはーー。

・サイフ

・カギ

スマホ

モバイルルーター

・メモ用紙

・ポケットティッシュ

(非常時のトイレで必要になる)

・クスリ(花粉症など)

こんなとこ。


オフで、いいかげんなカジュアルなかっこうで、出歩くとき、メッシュポーチを持ち歩かないときはポケットに置き場所を決めている。

・ジーンズの右前ポケットにカギ

・左前ポケットにサイフ

・左後ろポケットにスマホ

だいたい決まっている。

置き場所が決まってると、無いことにも気づくので、忘れ物も減った。

以前は、よく、カギをどこに置いたのかを忘れて探すことが多かったけど、今では、すぐに見つかるようになった。

これから寒くなると、上着やコートを着ることになるけど、できるだけ上着のポケットには入れずに、ジーンズのポケットに入れるようにしている。

できるだけ、一年中、同じ場所にしておいた方が、戸惑いもないので。

まあ、ポケットをふくらませているとかっこ悪いので、できるだけメッシュポーチをバッグやリュックにいれて持ち歩いた方がいいけど。


ずいぶんと時間をかけて、このような状態になったけど、ターニングポイントだったのは、ミニマリストに憧れて断捨離してモノを減らしまくってからだった。

モノが多すぎると、コントロールするのが難しくなる。

分類して、しまわないと整理できなくなる。

分類することの大変さ、しまってから、また、出すことの非効率性についつは、以前、ベストセラーになった『「超」整理法』に詳しい。

モノが少なければ、置き場所を決めておきさえすれば、分類もせず、しまいこまなくてもすむのだ。

  • 「超」整理法―情報検索と発想の新システム (中公新書)

  • モノを少なくするという意味では、スマホを使うようになったことは大きい。

    少なくとも、本を持ち歩く必要はなくなった。

    逆に、スマホを使い始めた頃は、うっかり置き忘れやしないかとびくびくしてたけど、メッシュポーチやポケットが置き場所になってからは、今のところ一度もせずにすんでいる。


    限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール

    空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。