スーパーで、肉コーナーを眺めていた。
たまたま、「ごまカツレツ」が値引き品になっていたので、手に取ってみた。
この手の調味料がついてるタイプの肉には関心がなかった。
焼くだけなのは楽でいいけど、添加物まみれと相場が決まっていたからだ。
これでも、一応、健康には気を遣っていて、添加物がなるべく入っていないものを食べるようにしているのだ。
けれども、たまたま手にした、ごまカツレツは、ほとんど添加物がなかった。
「アミノ酸調味料」て、よくわからないのもあったけど、これだけなら、許容範囲内だろう。
値引き品でもあるし、買ってみることにした。
休日で、時間にも余裕があるし。
主に、炊飯器調理のものや、湯漬けを食べるようになってから、ガスコンロはお湯を沸かすしか使わなくなっていた。
フライパンを握るのも久しぶりだ。
オリーブオイルを取り出して、フライパンにしいたけど、こっちも久しぶりだった。
カツレツは薄めの肉で、簡単に焼けた。
いや、ちょっと焼きすぎたかな。
ガスコンロを使うと、焼きすぎ、煮すぎになりがちだ。
悪いクセは治ってない。
だから、炊飯器調理にシフトしたんだっけ。
とは言っても、食べられない、と言うほどではない。 丼に盛ったご飯の上に、カツレツを置いて、カツレツ丼としゃれこんだ。
味はついていたので、用意していたソースはいらなかった。
ソースを冷蔵庫から出すのも久しぶりだ。
薄くゴマ入り衣のついたカツレツは、とても美味かった。
揚げ物系は、しばらくぶりだったし。
油たっぷりの料理自体も久しぶりだ。
半分食べたところで、残りのご飯をフライパンに投入し、オリーブオイルや肉汁をたっぷり吸わせてから、また、どんぶりに戻して、むさぼり食った。
油こってりは美味いなあ。
男の手料理には、脂分が必要なのかもしれない。
スーパーの肉コーナーには、調味料付き肉が10種類くらいはあった。
そのうち、添加物がなかったのは2〜3種類くらい。
揚げ物系は、もう一つ、から揚げタイプのものがあったし、あとは、以前も食べたホルモン系があった。
そのうち、値引き品になったら買ってみよう。
簡単で美味い炊飯器調理もいいけれど、たまには、「焼き」や「油」もいいものだ。
休日は、フライパンを振ることにしてみようか。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。