やまめ乗りのポジションは、サドルにまたがり、おじぎをして、手を振り子のように振ったところにハンドルがくる。
なので、ステムを伸ばしたり、そもそもトップチューブの長い自転車に乗ることになることが多くなる。
で、自分はと言えば、形から入るとか、理解が表面的だとかの、いつもの悪いクセで、早々と、ロードバイクのステムを伸ばしていたのだった。
で、で、無理やり深いおじぎをして、全く、やまめ乗りになっていなかったのだ。
我ながら、しょうもない。
伸ばしたステムは135。
計、645となっている。
普通、ステムは、身体が柔らかくなって、おじぎが深くなるにつれて、少しずつ伸ばしていくものだと思うけど、めんどうなので、カタログで一番長いステムを注文してしまったのだ。
自転車屋の店長も、長すぎるステムを見て、あきれてたっけな……。
今でこそ、そこそこ、股関節も柔らかくなってきたと思うけど、横着したせいで、必要以上に長い道のりをたどってしまった。
さて、マウンテンバイクが復活してみて、改めて、サイズに注目してみたら、シートポストからステムまでメジャーで計ると、ちょうどロードバイクと同じだった。
目いっぱいステムを伸ばしたロードバイクと、29インチのマウンテンバイクとが同じだったのだ。
意外なような、そうでもないような……。
マウンテンバイクを再開した頃、腕がちょっと痛くなることがあって、単に慣れてないだけかな、と思ったりした。
ロードに比べてハンドルが近いのかな、ど思わないでもなかったけど、でも、29インチだしな、とそのままにしていた。
実際には、ロードバイクの場合、ドロップハンドルなので、ブラケットを握ると、ステムから、こぶし一つ分、前に出る。
マウンテンバイクの場合は、フラットバーなので、逆に、こぶし一つ分、手前にくる。
微妙な違いが影響してるのかもしれない。
こんなことを考えていると、マウンテンバイクのステムを伸ばしてみたくなる。
いや、Qファクターも広げて、クランクも長くして、シングルスピードのギヤも一段、重くしてもいいかもしれない。
悪いクセだと思いつつ、カスタマイズしたくてたまらなくなってきた。
それよりも階段登れるようになるのが先決だ、とわかってはいるんだけど。
あとがき
階段登りは笑っちゃうほど、できません。
土手登りはけっこうできるようになったんだけどなあ。
もうちょっと、できる子かと……。
やまめ乗り 2年生プロフィール:
やまめ乗りを始めて数年。実際に講座を受けたのは2回だけ。
脱初心者目指して自習中! このカテゴリーは、「自転車の教科書」と「自転車の教科書 ー身体の使い方編ー」を読んでないとわかりづらいです。
クロモリのロードバイクと29インチのマウンテンバイク所有。
自転車通勤(片道15㎞)継続中。
ブルベ経験有り(SR取得)。