らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

ライフスタイル系:狭い土地を買って、小さな家を建てて、20年ごとに建て替えて暮らしたい。


新聞に、不動産関係の記事が載っていると、つい、読んでしまう。

今、住んでいる家は、築40年。

あちこちガタがきている。

死ぬまで住み続けることは不可能だ。

かといって、大規模リフォームをして同じ場所に住み続けるのも現実的ではないし、いつかは別の場所に引っこさなこればいけない。

持ち家か、賃貸か。

持ち家にしたとして、もし、長生きしたら、また、どこかで家を建て替えなければならない。

伊勢神宮のように、家は、20年ぐらいが限界だ、と思っている。


最初は、賃貸の方が良いのかな、と思っていた。

実際に住んでみないとわからないことはたくさんある。

隣人が変なやつだったり、やたらと湿気がある家だったり、ゴキブリが多かったり。

賃貸だと、我慢できないことがあったら、逃げ出せるのがいい。

そう思っていた。


けれども、最近は考えるようになった。

下手に長生きして、年を取ってから、取り壊すから引っ越せ、などと追い出されたら大変だな、と。

年寄りが環境を変えるのは、かなりしんどかろう。


次に、マンション購入を考えた。

ワンルームだったら、何とかなるか、と。

けれども、最近は、管理組合の問題がクローズアップされるようになってきた。

住民の意思統一を図るのは難しく、リフォーム一つなかなか決まらないようだ。

これも、無理そうだ、とあきらめた。


では、一軒家の持ち家か?

しかし、住んでみないとわからない、というリスクはついてまわる。

しかも、年を取り、そろそろ死ぬ頃になったら、家は老朽化して目も当てられない状態になっている。


カネを無視して理想を言えば、持ち家に住んで、20年たったら建て替える、となる。

かなりの出費だ。


もう少し、下方修正すると、交通の便が悪いところに、狭くて安い土地を買って、小屋でも、スモールハウスでも、トレーラーハウスでも、キャンピングカーでもいいから、小さい家を建てて、10〜20年ごとにリセットする、となる。

自転車中心の生活になるので、交通の便が悪くても大丈夫なのが、他の人と違うところだ。


この胸算用だって、さらに年を取ったらわからない。

遠方から苦労して病院通いしなきゃならないハメになるかもしれない。

年寄りは、むしろ、交通の便がよく、病院もある都市部に住んだ方が楽、と言う話も聞く。


自分の場合、あれは意外に平気、これは無理そうだ、と言うものがいくつかある。

・庭を管理するのは無理

・浴室を維持し続けるのは、負担が大きい。

シャワーのみにするか、風呂付きのジムの側に住むか。

・部屋は狭くてよい。

基本、寝るだけだし、モノも少ない。

・交通の便が悪くても良い。

自転車に乗れるうちは平気。


風呂付ジムの近くに住んで、自転車のガレージ用にコンテナでも借りられれば、あとは、洗面所兼台所とトイレ、大型家電は冷蔵庫と洗濯機があれば、なんとかなりそう。

キャンピングカーでもイケるかも、と思ったりする。


それにしても、やたらと空き家が増えてるのに、家はちっとも安くならない。

空き家を安く買って自力でリフォームってのも憧れるけど、ブキでめんどうくさがり屋の自分には、とても、できそうにない。


どうしたもんか、と築40年の限界ハウスで悩んでいるのである。


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