コーヒー断ちとビール
前回、コーヒー断ちを始めたことについて書いた。
コーヒーと同じように、惰性で飲み食いしてるものがあるんじゃないか、と、ふと、思った。
実は、思い当たることがある。
ビールが、そうだ。
限界ハウス、ダメ家事男子。:いきなりコーヒー断ちを始めてみた - 最初からこうすれば良かった……。
毎日ビール
初めて飲んだ酒がビールだった。
それ以来、飲み会では、ほとんどビールで通してきた。
アルコールに弱いこともあったし。
ビール好きの主人公のコミックエッセイ「大市民」の愛読者だったことも、ビール一辺倒に拍車をかけたような気がする。
ほんとうに、毎日、ビールを飲んでいた。
人間ドックの前日にも飲んでた。
地ビールや外国産ビールに興味を持ったこともあった。
ちなみに、今までで一番好みだったのは、銀河高原ビールだ。
オレンジの香りと、ビール酵母のどろりとした舌触りは好みが分かれると思うけど。
ビールからどぶろくへ
今年になってから、ビールをあまり飲まなくなった。
家で飲むのは真夏の暑いときぐらいで、缶ビール1本だけ。
あとは、たまに外食のついでに飲むぐらいだ。
その代わりに、どぶろくを飲むようになったのだ。
ちょうどいいかげん発酵術:美味しい発酵! - 最初からこうすれば良かった……。
手前味噌と自家製どぶろく
手前味噌という言葉があるように、自分で作ったどぶろくは美味いような気がするし、美味くなくても、次は美味くしようと思いながら飲めば飲めてしまうのだった。
何より、酔い心地が良かった。
よほど飲み過ぎない限りはほろ酔いのままでずっといくし、あとに残るようなこともなかった。
今では、たまにビールを飲んだりすると、心臓がばくばくいったりする。
こんな刺激の強いものをぱかぱか飲んでたのか、とびっくりするくらいだ。
身近な菌で発酵させた
これには、あながち根拠がないわけでもない。
自分の身体に巣くう常在菌やら、家の中を飛び回っている乳酸菌やらで発酵させた酒は、他の人はいざ知らず、自分とは相性がいいはずなのである。
手前味噌が美味いのには理由があるのだ。
極端な話、北海道で発酵させたものを、沖縄の人が飲んでも美味いかどうか、健康にいいのかどうか、ということになる。
野菜ジュースは?
なんにせよ、毎日飲み続けてきたビールを飲まなくなったということは、自分にとっては大事件なのだが、それから禁断症状が起きるわけでもなく、変わらない日常を過ごしている。
惰性で飲み食いしていたものを、見直してみる、ということは、悪いことではないような気がする。
野菜ジュースやフルーツジュースなんかも、飲んでも健康には影響ないって話もちらほら聞くし。
まあ、ビールに続いて、コーヒーも飲まなくなって、なんだか味気ない人生なような気もするけど。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。