人生がイラつかなくなる家事の魔法
家事に取り組もうと決心したときに方針を立てた。
一番、ストレスを感じるところから、やっつけていこう、てものだった。
自分の場合、流しや風呂床のぬるぬるした感触が苦手だった。
ジムの風呂へ逃げる
特に、風呂床タイルのぬるぬるは嫌いだった。
ジムに通ってた頃は、ジムの風呂に入れたので、家の風呂に入るのは避けていたくらいだった。
おそらく、何年にもわたって床にこびりついていったであろう石けんのカス。
足を乗せると、滑りそうになるくらいだった。
シャワーでストレス⁈
ジムを退会してからは、家の風呂を避けるわけにもいかなくなった。
しばらくは、ぬるぬるをガマンしながらシャワーを使っていたが、ついに、臨界点に達してしまった。
風呂床タイルを何とかすることを決意したのだった。
酢と重曹では弱すぎる
ネットで検索して、手っ取り早い、酢や重曹を試してみた。
どちらも、たまたま、家にあったので、ちょうどよかった。
けれども、ぬるぬるは、びくともしないのだった。
サンポール登場
また、検索したら、お手軽なものとして「サンポール」を勧めてる人がいた。
スーパーで買える、とのことだった。
これでもダメだったら、かなり刺激の強い、洗剤というよりは薬品を使わないと難しそうだった。
どこかで見たような深緑
スーパーで見かけたサンポールは、どこかで見たようなものだった。
深緑色の容器。
よく、トイレ掃除で見かけたものだったのを思い出した。
フタを開けると、間違いなく便所の臭いがした。
トイレの臭いが染みつきそうで、使うのをためらったけれど、トイレ掃除で、よく使われるくらいだから、効き目はありそうだった。
新聞紙がポイント
けっきょく、2本セットを買った。
さっそく使う。
汚れがひどいので、1本丸々使うことにする。
床にたっぷりとまいて、流れ落ちないように、上から新聞紙をかぶせた。
ステンレスたわしも
数時間後、新聞紙を取り除いて、ステンレスたわしで床をこする。
水で流した後、裸足で床の上に立ってみたら、ぬるぬるは、ほとんど消えていた。
心配していた臭いも、翌日には気にならなくなっていた。
ぬるぬるが消えた
2〜3週間たってから、2本目を使う。
今度は1本のうち半分だけをまいた。
後は、前と同じ。
ぬるぬるのストレスは、全く感じなくなっていた。
熱湯消毒でとどめ
それからは、シャワーを浴びるたびに、足の裏で、タイルの感触を楽しんだ。
シャワーの後は、4リットル電気ポットのお湯を流して、ぬるぬるの再発を防いだ。
サンポールは、まだ半分残っている。
また、しばらくしたら、3回目に取りかかるつもりだ。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を目指して試行錯誤中のへなちょこ家事男子。