毎日が応急処置
ダメ家事男子にとって必需品なのは、アルコール消毒液スプレーだ。
詰め替え用のポリタンクで買っている。
もちろん、毎日、掃除して清潔にしていれば、こんなものは要らない。
でも、それができれば苦労はないわけで……。
そんなわけで、とりあえずの応急処置として、毎日のように、シュッシュとスプレーしている。
最低レベルの家事では
・腐らせない。
・カビさせない。
・匂いをさせない。
ぐらいは免れないといけない。
健康にも良くないけど、それ以上にストレスがたまってしまう。
回避するために必要かつ手っ取り早いのがアルコール消毒液スプレーなのだ。
湿潤治療⁈
アルコール消毒液スプレーに注目するきっかけになったのは指の傷だった。
もともと、スーパーや図書館の入り口に置いてあるアルコール消毒液スプレーを見かけると「タダだし」とばかりにシュッシュしてたんだけど、なかなか指の傷が治らないことに気づいた。
試しにスプレーをやめてみると、いきなり治ったのである。
傷ができても消毒せずに、サランラップを巻いておくだけの方が治りが早い、消毒は悪玉菌と一緒に善玉菌も殺してしまうから、てなことを聞くようになってた。
なるほど、本当なのかもしれない。
消毒ってのは、良くも悪くもすごいもんだ、と実感した。
まな板が汚れない⁈
もう一つ実感したのは、まな板だった。
トマトのような、なかなか汚れが落ちないものを切った後、アルコール消毒液をスプレーしてみたら、翌日、いつもより汚れが落ちていたのだ。
汚れって、悪玉菌が活性化している状態なのだなあって思った。
何だか化学みたいたけど。
日常的使用法
そんなこともあって、アルコール消毒液スプレーは身近なものとなった。
・履き終わった後のサンダル
・料理した後の流しやまな板
・使用済みのタオルやしばらく放置する洗濯物
・洗面所や使った後の歯ブラシセット
・トイレ
・枕や汗をかいた後のシーツ
などなどーー。
逃げ道を確保しておくと役に立つ
とりあえずスプレーすることで、最悪の事態は免れる、とわかってからは何となく気が楽になった。
疲れて何もしたくない時は、スプレーしておけば先送りできるのだ。
一休みして回復してからやればいい。
もちろん、いつまでも放置できるわけではないし、アルコール消毒液も万能ではないけれど。
今の所、何とかカビや腐敗からは免れている。
今年の梅雨も乗り切れればいいけど。
限界ハウス、ダメ家事男子。プロフィール
空き家一歩手前の限界ハウスで「健康で清潔な最低限度の生活」を目指し、ストレスフリーな毎日を夢見て試行錯誤中のへなちょこ家事男子。