らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

ライフスタイル系:ウツと本当にやりたいこと

ウツっぽくなると、自分が本当にやりたいことがわかる。

だから、オチることも、そんなに悪いことばかりじゃないのかもしれない。

強がりかもしれないけれど。

今は回復期だから言えることかもしれないけれど。

 

例えば、本を読むのが好きで、図書館から何冊も本を借りてくる。

でも、気分がサガると、ほとんど読まない。

本当に読みたい本は、ごく一部でしかないことにがく然とする。

普段、どうでもいいような本ばかり読んでいたのか、と。

今は図書館から借りてるからいいけど、本屋で買ってた時は、いったいどれだけカネを無駄遣いしたんだろう。

やっぱり、呆然としてしまうのだ。

 

よくある話で、惰性でポテトチップスを食べてしまうことがある。

どうしても食べたいというわけでもないのに何と無く食べてしまう。

口寂しいから。

ヒマだから。

ストレスがたまってるから。

習慣で。

 

で、太る。

健康にも良くない。

「食」の場合は自覚症状がはっきりしてるからわかりやすい。

でも、本を読んだりする場合は、そうはいかない。

「お腹いっぱい」のようには、はっきりとわからないから。

本当は、ココロやら脳やらは「お腹いっぱい」なのに、無理やり食べるように本を読んでる。

食べ過ぎるとゲリするように、ココロや脳も消化不良を起こしてるのに、自覚症状は起きない。

思えば、ずっとココロのゲリをしてきたのかもしれない。

どうりで読書しても人間性が豊かにならないわけだ。

 

このようなことは読書に限らず、生活全般に起こってる。

自分の場合、世界史に詳しくなりたい、と思っていた。

世界史関係の本も読んでいた。

もともと歴史小説 が好きだったので、司馬遼太郎池波正太郎藤沢周平隆慶一郎などを読んでいて、その流れで世界史関係も読んでみたいと思っていたのだ。

 

でも、ダウンすると、そんなことはどうでも良くなってしまった。

今にして思えば、「世界史に詳しい自分」はかっこいい、と考えていた。

リスペクトしてる村上春樹が世界史に詳しい、てことからもミーハーな影響を受けていた。

でも、本当に心から自分がやりたいことではなかった。

今ならば、はっきりとわかる。

自分が弱ってる時に、本当に望んでいることがわかるのだ。

 

虚勢を張ってるのかもしれないけど、ヘコむのも悪いことばかりじゃないと思おう。

 

ライフスタイル系:

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