ブルベを始める前に、対策を練っておいた方がいいことがあります。
でないと、自分のように、悲惨な目にあいます。
それは「山対策」です。
「ヒルクライム大好き」「坂バカでっす」なら、何の問題もありません。
「山が嫌い」もしくは「好きでも嫌いでもない 」程度の人は、充分な準備をしてからブルベに臨んでください。
どうしてもブルベを始める時は、長い距離を走ることに目がいってしまって、高低差には気が回らないようです。
自分の場合、山は嫌いでした。
生まれも育ちも関東平野のど真ん中です。
ロードバイクでも、川沿いのサイクリングロードがホームグラウンドでした。
ただ、長い距離を走ってみたかっただけで、そこに山は含まれていなかったはずなのです。
しかし、長い距離を走っていると、どうしても山だの峠だのにぶち当たります。
日本は山国なのですね。
さらに、恐ろしい事実があります。
「山岳ブルベ」が増えているのです。
文字通り、思い切り山を走るブルベです。
何でこんなに山好きな自転車乗りが多いんでしょう?
ついていけません。
ほんとに。
ブルベで、コース図が発表になると、真っ先に山をチェックしてました。
山の後にチェックポイントが設定されることが多いので、制限時間に間に合うためにはどの程度のペースで走らなければいけないのかを考えました。
意外にこたえたのがアップダウンです。
地味にキツかった。
ブルベの場合、ルートラボというオンライン地図サービスでコースデータを作りますが、このサービスでは高低差をグラフのように視覚化してくれます。
このため、上りがシンドそうなところは、あらかじめ予想がつくはずなのですが、実際に走ってみると、ルートラボでは見かけなかった場所に激坂があったり、小さなアップダウンが続けてあったりしました。
あらかじめ来るとわかっていれば、歯を食いしばれるのですが、想定外のことには簡単に心が折れそうになります。
毎回、ポキポキ折れておりました。
フィジカルでも対策が必要です。
ブルベ時代は高さ約300m、往復約100キロのコースを走ることを週末のノルマとしていました。
ただ、これだけやっても効果はイマイチだったような。
100キロ自転車で走るよりは、一時間10キロをランニングで走ってた方が、ヒルクライムには効果的だったように思います。
へなちょこな自分が、山に関して言えることはこれくらいです。
グッドラック!
へなちょこブルベ プロフィール
一年間、ブルベに参戦。 なんとかSR(スーパー・ランドナー)取得。 このブログは以下の人に捧げます。 ① 速く走れないけど、長く遠くへ走ってみたい人。② ブルベをやってみようか迷ってる人。 ③ ブルベをやってるけど、いつも制限時間ギリギリの人。