らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

へなちょこブルベ:睡眠不足に弱い人はブルベに向かない

現在、ブルベからは撤退しています。

やってみてわかったことですが、どうやら自分には向いてないなあ、と思ったからです。

いくつか理由があります。

一つひとつ書いてみたいと思います。

ブルベをやろうかどうしようか迷っている人は参考にしてください。

 

ちなみに、参戦したのは一年間。

200キロ、300キロ、400キロを一回ずつ完走。

600キロは5回参加して3回完走、2回リタイヤでした。

1月から8月まで月イチペースで走ってました。

 

ブルベから撤退した一番の理由は「眠いのにがんばる」のがダメだったからです。

思えば、受験生の時でさえ、徹夜というものをしたことがありませんでした。

 

例えば600キロの場合、制限時間は40時間です。

土曜日の朝早くスタートして、日曜の夜までにゴールインするのが普通です。

 

トップクラスの人は24時間あたりで走りきってしまうので、眠らずに一気に行きます。

「速いけれど、眠いのはイヤ」という人は、土曜の夜にホテルに泊まって数時間仮眠できます。

しかし、普通レベルの人、自分のようにゴールが下から数えた方が早い人間は、そうもいきません。

チェックポイントになってるコンビニで、3〜4時間眠るのがせいぜい、です。

これが辛かった……。

 

眠気対策は一通りやりました。

炭水化物や糖質を摂らなければ、と試したこともあります。

結局はムダな努力に終わりました。

 

最後に参加したブルベでゴールインした後、ホテルに向う際、逆方向へ10キロ走ってしまいました。

普通なら途中で気づくはずですが、意識がモウロウとしていたのでしょう。

事故らなかったのが幸いでした。

これが直接的なきっかけとなりました。

 

あまり言いたくないのですが、二度ほど交通事故を起こしています。

1度目はクルマ、二度目はオートバイ。

「3度目が自転車」てのはシャレになりません。

今、こうして書いていても、撤退したのは正解だった、と思います。

 

眠いのがダメな人は、ブルベはやめておいた方が無難です。

200〜400キロなら、眠らずに走りきることもできますが、それなら普通のロードレースに出た方がいいように思います。

ブルベは長距離走ってナンボ、だし。

無理して事故るよりは、長く(トシをとっても)乗っていたいです。

 

へなちょこブルベ プロフィール:

一年間、ブルベに参戦。 なんとかSR(スーパー・ランドナー)取得。  このブログは以下の人に捧げます。 ① 速く走れないけど、長く遠くへ走ってみたい人。② ブルベをやってみようか迷ってる人。 ③ ブルベをやってるけど、いつも制限時間ギリギリの人。