らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

へなちょこブルベ:ブルベをやると対人関係のストレスが減る話

ブルベをやって良かったことの一つに「上から目線の人」にイラっとさせられることがなくなったことがあります。

 

例えば、こんな感じですーー。

休日にサイクリングロードを走っていると、次々と抜かれていきます。
遅いので。
休憩所で、スポーツドリンクを飲んでいると、妙に馴れ馴れしく話しかけてくる人がいます。
どうやら、先ほど抜いていった人のようです。

自転車でも、マラソンでも、オートバイでもクルマでも、基本的に速いやつがいばっています。
で、上から目線でいろいろ言うわけです。

だんだんエスカレートしてきます。

「腹筋やんなきゃダメだよ、ふっきーん」
「ほら、さわってみなよ。硬いだろ」
いきなり毛むくじゃらの腹をむきだしにして迫ってきます。
触ったら病気がうつりそうです。
(これは実話を元に構成しており、この人物は実在します)

このテの人から話しかけられるたびにイラっとしてました。

 

「レースにでも出てみたら。いい勉強になるよ〜」などと言いながら、なかなか解放してくれない。

こんな人には「ああ。ブルベをやってるんですよ」と言えば、一発で解決! です。

「ああ。そう。ふ〜ん」とか言って、すうっといなくなります。

おもしろいくらいに。

 

「競輪選手でも、600キロなんて走れないよなあ」

などと言われたことがあります。

ケイリンはスプリントだし、プロはカネにならないことはやらないだろうし、まぁ、あんまり意味のない話なんですが、内心、ちょっと誇らしい気持ちになってしまいました。

 

ところで、ブルベはもちろん、ロードバイクもよく知らない人にSRを説明する時、

「空手や柔道で言えば黒帯みたいなもんだよ」

と言ってます。

ちなみに、1000キロ走れたら二段、パリ・ブレスト・パリを完走したら三段、がマイ基準です

 

武道の世界でも、黒帯くらいになると、つまらないケンカはしなくなると聞きます。

自分も、これからは「上から目線の人」にイライラさせられることはなくなってきました。

穏やかな気持ちで自転車を楽しめる(はず)でしょう。

 

へなちょこブルベ プロフィール:

一年間、ブルベに参戦。なんとかSR(スーパー・ランドナー)取得。 このブログは以下の人に捧げます。① 速く走れないけど、長く遠くへ走ってみたい人。② ブルベをやってみようか迷ってる人。③ ブルベをやってるけど、いつも制限時間ギリギリの人。