らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

自転車通勤編:右端のクルマに注意しろ!

いきなりですが、クルマにはねられたことがあります。
いわゆる幹線道路で、道路の幅も広くて走りやすいところ。
交差点でも十字路でもないところでしたが、道路を横断しようとしたクルマにひかれてしまったのです。
ジテツウの二大リスクは事故とパンクですが、ついに出くわしてしまいました。
骨折せずに済んだのは不幸中の幸いでした。

 

どんなに安全運転をしていても、自分に全く非がなくても、「もらい事故」は起きてしまいます。
それに、どうもロードバイクなどスポーツ自転車のスピードは、クルマ側から見ると想定外の速さのようです。
自分をはねた人も「まだ遠くにいると思ってた」と言ってました。


ちなみに、相手の方は高齢者の方でした。
だから、と決めつけるつもりはありませんが、どうしても反応が遅れがちになってしまうのは仕方ないことでしょう。
自分だってトシをとればそうなってしまうのです。
自分の父親は運転免許を返上済みで、当時はびっくりしたものですが、今では英断だったと思います。
正直、助手席に乗るのが、ちょっと怖いなあと思い始めた時でした。


高齢者の逆走のニュースは、もう珍しいものではなくなりました。
だからと言って「乗るな」とも言えません。
「明日は我が身」なのですから。
自分だって、できれば死ぬまで自転車に乗っていたいのです。
正直、ドロップハンドルのロードバイクに乗り続けられるかまでは自信がありませんが……。


増え続ける高齢者のクルマ。
しかも高齢者の方達にとって、自転車とはママチャリのことで、スポーツ自転車のスピードには馴染みがありません。
自分のような事故は、今後、ますます増えると思いますが、自転車乗りにとって有効な対策はありません。
それぞれが自衛するしかないのです。
はねられて死んでから文句を言っても遅いのですから。


ところで、運転免許更新の講習会で、おもしろいことを聞きました。
視覚というものは、視界の右端にあるものを認識しづらいのだそうです。
だから、右から来るクルマなどに注意しなさい、だそうです。
今回の事故が、まさにその通りですね。
最初から知っていれば、今回の事故は避けられたんだろうか……。

くれぐれも「右端のクルマに注意!」です。
自分のような事故に遭わないことを祈ります。