らくだのライフハック

猫のように丸くなって暮らしたい

─セミリタイアして本とマンガの日々─

【脱東京】コロナがきっかけで満員電車や無駄な会議にうんざりした人へ

 

 

 

 

STAYHOME週間に併せて「モバイルボヘミアン」が無料で読めるようになっていたので再読した。それがきっかけとなって、kindle読み放題サービスの中から本田直之さんの本を検索したところ本書が引っかかったので読んでみた。

 

 

 

2015年に「東京」が出版され、2017年に「モバイルボヘミアン」が刊行されている。 「脱東京」のころは、東日本大震災を経てライフスタイルについて考える人が増えていたようだ。今と状況は似ているのかも。

 

 

本田さんも、あちこちで話を聞きながら「二拠点生活」を実施している人とネットーワークを築き、その結果を「脱東京」として出版した。

 

本田さんの言葉を借りれば自分のやりたいことをやりながら、その成果をマネタイズする「二毛作」と言うことになる。

 

 

「脱東京」で多拠点生活について試行錯誤をした結果、「旅するように暮らす」 モバイルボ ヘミアンへとシフトしていったのだろう。

 

いきなり旅人になるのも難しそうなので、そういう意味では「脱東京」の方が現実的に参考になりそうだ。

 

 

もっとも基本となる考え方は「脱東京」でも「モバイルボヘミアン」でも同じで、 「一つの土地に縛られない」ことや「一つの職業に縛られない」こと、 そして「遊びと仕事の区別が無くなっていく」ことも共通する。

 

 

「脱東京」を読んでいて一番驚いたのは、スペインやイタリアでは「地方」という概念がな いことだ。いや、 そもそも「地方」という言葉自体が無いらしい。

 

「一極集中」自体がグローバルでもなんでもなく、 全くローカルな存在だったのは、とんでもない皮肉に思える。

 

 

そして「可処分所得」 「可処分時間」という言葉。これが刺さった。自分の自由となる金と時間。

 

高収入でも住居費が高いと可処分所得は少なくなる。 通勤時間やサービス残業が長ければ可処分時間は短くなる。

 

「豊かさ」というのは可処分所得・時間が多いということなのだ。ピントが絞れたような気がした。

 

 

新型コロナウイルスによって「新しい生活様式」を余儀なくされ、多くの人がリモートワー クやオンライン会議の快適さを知り、満員電車に乗りたくなくなっている。

 

この流れでタイムリーに「モバイルボヘミアン」が無料購読になった。自分のライフスタイルについて見直 した人も多かったろう。

 

2020年になって、「脱東京」や「モバイルボヘミアン」が出版されたころより、ネット環境は進歩している。

 

一部の意識高い系の人たちだけが実戦していた「多拠点生活」や「旅するように暮らす」はごく普通の人たちにも実現可能なものへと近づいている。

 

 

【プロフィール】

 

夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。

空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。

 

 

・片道1時間の自転車通勤中

・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテインEAA&メガビタミン。

・ホットクック 1.0Lで自炊中

・服は制服化済み

・住まいは断捨離してミニマリスト

スマホiPhoneからPixel 3a XL へ移行

・マンガと歴史好き 

(特に世界史へ進攻中)

 

 

これから、やりたいこと――。

・英語で読み書き

古武術介護

小笠原流礼法

楽天ポイ活

・積み立て投資