平日に休みをとって、 自転車で走った。
途中まではいつもの通勤コースで、川沿いのサイクリングロードに入ってからは、いつもとは逆方向へ。妙な解放感がある。 会社を突然サボって、いつもの通勤電車と逆方向の電車に乗って海へ行くような。実際、この方角へ10キロほど進むと海に出るのだ。
時間帯は朝寝坊して朝食を食べたあと。川治いのサイクリングロードに出るまで、まだ街中は通勤ラッシュ中だった。
いつもは時差通勤で朝6時前には出ることが多いので、クルマの渋滞にたじろぎながら、道路の左端をおとなしくすり抜けていく。
その時、充満する排気ガスの臭いに気持ち悪さを感じてしまった。初めての体験で、ちょっと戸惑う。
考えてみると、新型コロナウイルス以来、まめに換気するようになって、空気の清浄さに敏感になってしまったのかもしれない。
もともと時差通勤で、通勤ラッシュが始まる前に街中を駆け抜けていたので、こんな渋滞している中をすり抜けていくのも久しぶりだ。
以前、時差通勤になる前は、このように渋滞しているなかを自転車で走っていた。で、特に 何も臭わなかったし、感じたりもしなかった。ひたすら鈍感だったのだ。
ものすごく空気の悪いところを走っていたんだな。愕然とする。
この頃は、自転車で走っているときに、歩きたばこをしている人が前を歩いているとヤニ臭さですぐに分かるようになってもいる。思えば敏感になったものだ
でも、これは良いことだ。最近は、年寄りの死因のトップはガンから肺の病気に移りつ つある。
新型コロナウイルスだって肺の病気だ。
エアコンのフィルターを見れば分かるけど、長年フィルターを使っていると、どうしても細かいゴミが詰まって空気の通りが悪くなる。
そして、ゴミが詰まったところから雑菌が発生する。その毒が肺から全身に回ってしまうのだ。これは歯周病と同じ理屈。
エアコンのフィルターははずして掃除したり交換したりできるけど、肺は交換できない(そのうち出来るようになるんだろうか?)。
だから、今のところは、せいぜい空気の良いところで過ごすしかない。
そんなわけで、時差通勤のメリットをまた一つ発見してしまった。休みなのに。
川沿いのサイクリングロードに入ってからは、いつもと逆方向へ進み、ほかの川と合流する ところから別の川沿いのサイクリングロードに入り、 人がいない北海道みたいな景色がする方向へと向かって、新鮮な空気をたっぷり吸った。
腐海を抜けてマスクを外したような気分。考えてみればマスクを手放せない自分たちは腐海のほとりで暮らしてるのと変わりないなぁ。
マスクなしで平日は朝早いうちに走り、休日は人がいないところを走り、新鮮な空気を吸いながら肺を出来るだけ清浄に保っていくようにしよう。
【プロフィール】
夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・ホットクック 1.0Lで自炊中
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法
・楽天ポイ活
・積み立て投資