自転車通勤が曲がりなりにも10年続いたのは、駐輪場トランクのおかげだと思っている。
駐輪場トランクは立体駐輪場の一角にイナバの物置を並べているだけの代物だけど、自転車を収納できるのと、二段の棚がついていて、着替えを置く作業用スペースとして使うことが出来る。
かなり値段が高いので、金額を言うと驚かれたりするのだが、職場から通勤費が出ているし、通勤費を差し引いた残りの金額は、ジム通いしていると思えば、と割り切ることに している。
もっとコストダウンできないかと、別の駐輪場トランクを探したこともあったけど、職場から遠かったり、屋根がないので雨の日に吹きっさらしになったりと良いのが見つからなかった。
今となっては、値段が高いのはクオリティの高い証拠! と開き直ることにしている。
実際、職場からも駅からも近いし、立体駐輪場の一階にあるので天気の影響も受けないしと使い勝手が良いの だ。
なかでも一番のキラーポイントは、なんといってもトイレがあることだ、などと言うとズッコケる人がいるかもしれないが、10年間も自転車通勤を続けていると、 トイレの問題というのは馬鹿にならないことが分かる。
最初、駐輪場にトイレがあることに気づかなかった時期があって、その時は近くにあるコンビニや、もうちょっと足を伸ばして駅の公衆トイレに駆け込んだりした。
幸い、もらしてしまうようなことはなかったが、もしそんなことがあれば人間の尊厳の問題になってしまう。 トラウマになって自転車通勤はやめてしまっていたかもしれない。
平日毎日5日間、朝晩、自転車通勤をするという日常密着型のフィットネスにおいては、意志の強さとか根性よりも、利便性が高いかどうか、はっきり言えば面倒くさくないかどうか、で長続きするかどうかが決まってしまう。ジムだって通うのが大変だと長続きしないし。
トイレ付の駐輪場トランクで月13,000円。最初は高いと思ったが、今では納得している。
高い分は、他で検約しよう。なに、すぐに取り返せる。いや、自転車通勤を始めてからは、10㎏ほどダイエットもできたし、風邪もひかなくなったし、人間ドックにも引っかからなくなっ たのだから、もう十分に元は取れている。
【プロフィール】
夢とか夢中になれることは特に無いので、嫌いなこと、やりたくないことを回避するライフスタイルと、がんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1~2冊)漫画を読んでいく生活(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事は糖質制限中。MEC食&高脂質食。ボトルでプロテイン・EAA&メガビタミン。
・ホットクック 1.0Lで自炊中
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)
これから、やりたいこと――。
・英語で読み書き
・古武術介護
・小笠原流礼法
・楽天ポイ活
・積み立て投資