う~ん。もしこの漫画を中学生ぐらいのときに読んでいたら、影響されて調子に乗って東大を目指したかもしれない(笑)。
いやでも、この漫画を読んで東大を目指して実際に合格してしまった人、多分いるんじゃないかな。
シリーズ最後の方では、「ドラゴン桜」ブランドの参考書や受験指南書やら果ては受験ゲームまで発売されていたようだから。
元祖「ビリギャル」なストーリーだ。
これだけの影響力を持ったのは、それなりに説得力があったからだと思う。
東大の受験問題は難しいと言うイメージを破って、むしろ基本的な問題が大量に出てくる、ということを示して、様々な問題を手際よくさばいていく情報処理能力が求められているなどと言われると、なるほどなぁと思ってしまう。
東大出の人間に官僚が多いこととか、ノーベル賞受賞者があんまりいないことなどもそれらしく思えてしまうから不思議。
受験のエキスパートたちが、勉強方法や受験のテクニックや試験までのスケジュールの組み方や当日試験での過ごし方などまでカリキュラムを組んでマンツーマンに近い形でぎっちり教えこむ。
もちろん付いていくことは並大抵ではないし、時々は道から外れそうになったりもする。
最後の最後には気合いや根性にも頼る。まるでスポ根だ。
何かに夢中になって高い障害を超えようと努力するのは、甲子園を目指すのも東大を目指すのも同じように感動的なことなのだ。
この漫画のおかげで、ガリ勉(死語?)してる高校生は、随分気が楽になったんじゃないだろうか。
ホントに甲子園目指してると青春してる気がするけど、ガチ勉するのは何だか後ろめたい感じがしてくるからなぁ。
ところでこのシリーズは Part 2もあるようだ。
東大合格者を100人出して破綻寸前の高校を再建するという戦略はすんなりと上手くいかなかったらしい。
まぁ、自分もドラゴン桜と同じように、古典の勉強のために漫画「あさきゆめみし」を読んだりしたけど、別に東大に入れたわけじゃなかったからね(笑)。
【プロフィール】
嫌いなことやりたいことを回避するライフスタイルとがんばらないためのライフハック がテーマ。
空いた時間はKindle読み上げで本を聴き(週1冊)漫画を読んでいく(週50冊)。
・片道1時間の自転車通勤中
・食事はMEC食からEAA&メガビタミンへ移行。糖質制限中。
・ホットクック 1.0Lで自炊開始
・服は制服化済み
・住まいは断捨離してミニマリストへ
・スマホはiPhoneからPixel 3a XL へ移行
・マンガと歴史好き
(特に世界史へ進攻中)