自分には全く縁のない世界だからこそ憧れる。ひきこもり気味のインドア派なので、特にアウトドアな人に。で、アウトドアの頂点にいるのが猟師ではないかと思うわけだ。
今回読んだのはこちら。
読んでみないと分からないことがいっぱいあった。猟をしていいのは冬の間のわずか2~3か月であることや、罠猟と鉄砲猟とで別々に免許がいることとか、罠でイノシシを捕まえることができても刃物でとどめをさすのは大変なので結局は鉄砲が必要になること、などなど。全7巻。
最近はニュースで鹿や猪が増えすぎて農家が被害に遭うことが多くなってることも知られてきたけれど、世間一般の人たちからの理解を得ることは、まだまだ、だいぶ難しいようで、特に獲物の運搬や解体の場面は神経を使うようだ。
特に恋人や奥さんなど女性の理解を得ることはミッションインポッシブルなようで、まあそれは無理もない気がする。
読んでいるだけの自分でさえも、カラスやヌートリアを食べるシーンでは正直引いた。カラスのウンコは真っ黄色だし(補色だ!)、ヌートリアは岡山県に多い外来種の巨大ネズミ。イメージとしてはビーバーに似てる。
それはともかく、自分の場合、蕎麦屋へ行くと鴨汁蕎麦や鴨焼きを注文するような人間だけど、猟師の人達に言わせると、あんなものはアヒルだ! ということらしい。本物の鴨肉を是非食してみたい。
MEC食をやっている関係で肉食だからジビエなどにも大いに興味があるけれど、食べたことがあるのは、ふるさと納税でお取り寄せしたイノシシの肉と期間限定の鹿肉バーガーぐらいだ。
ちなみにMEC食についての漫画はこちら。
イノシシの肉は普通に焼いて食べるとたいそう硬かった。何日かヨーグルトに漬け込んで炊飯器調理して食べたら濃厚でとても美味くなったけど。
鹿肉バーガーを食べた時の記憶は全く残ってない。猟師の人達にとっては鹿肉は淡白すぎて価値がないらしく、イノシシの肉だけが対象みたいな雰囲気だけど、あっさりの肉なことは確かなようだ。
本格的なジビエ料理をレストランで食べてみたいけれど値段が高すぎて手が出ない。まあでも狩猟の手間を考えると仕方がないことでもある。この漫画を読んで諦めがついたような(笑)。
猟期の冬以外には何をやっているんだろうという疑問もあったけれど、うなぎを捕まえたりスッポンを釣ったり楽しくやってるようだ。
野生のなめこ(スーパー売りとは別物らしい)を採ったり山芋掘ったりクレソンを刈ったり植物性にも余念がない。
こちらは、これから読むやつだけど夏には漁もやっている。海ではどんな感じか読むのが楽しみだ。
狩猟漫画では、「狩りガール(この言葉、定着してる?)」が主人公のものもあり、こちらは何とクマを狙う。ガチ過ぎる……。
主人公はクマに対して何かトラウマがあるようで、クマ撃ちなのは仇討ちらしいけど、理由は物語が進展していくと明らかになるだろう。
物語の本筋とは関係ないけど、イマイチやる気のない猟師が出てきて、車を走らせながら流し撃ちするシーンがあり、なんだか、とてもリアルに感じた。現実の猟の世界も、まあ、こんな感じなんだろうなぁ。
さて、漫画の世界では狩りガールだけでなく銛ガールもいる。多数、実在するのかどうかわからないけど。
ほとんど食べたことない魚がどんどん出てきて、その場で料理して食べるのは実にうまそうだ。イシダイ、食べてみたい……。
自分で狩猟の世界へ飛び込もうとはとても思えないけど、出来ることなら猟師さんと友達になって、「冷凍庫がいっぱいだからやるよ」などと言われたいもんだ。
ちなみに、自分の場合、鹿肉でも十分おいしくいただけます――。
【漫画化計画】
漫画化計画とは、世界中のあらゆる事象に漫画を始めとするエンタメからのリンクをはって、面白おかしく楽して世界を理解できるようにすることです。
主な対象は以下の通りです。
・日常生活での出来事
・ニュース(政治・経済)
・世界史
・日本史
世界中のあらゆる情報が漫画化されることを願ってやみません。
【プロフィール】
がんばらないライフスタイルとそのためのライフハック がテーマ――。
・物より面倒を減らすミニマリスト
・食事はMEC食、糖質制限、高脂質
・服は制服化済み
・住まいは断捨離中
・片道1時間の自転車通勤継続中
・マンガと歴史好き
最近、取り組んでいるもの――。
・音声入力
・耳活(Kindle読み上げ)
・Excel自動化
・漫画化計画
(エンタメ、入門書、情報収集すべて漫画で)
・徒歩通勤
これから、やりたいこと――。
・古武術介護
・小笠原流礼法
・競歩
・積み立て投資