この度、最終の第5巻を読みおわった。いやー満足。自分としてはあまり読まないタイプのSF 宇宙ものなんだけど人気があるのがわかるなあ。
アニメのような絵、ライトノベルのようなキャラ、ゲームのような展開。全てにそつがない。なんというか今風。
理系的なものにはすぐに拒否反応を示してしまうオールドタイプの自分にもするっと入っていけた。
それでいて謎が謎を呼ぶ展開は二転三転して飽きさせない。なぜ宇宙へ放り出されたのか、なぜこのメンバーが選ばれたのか、刺客は誰か、そもそも目指しているところはどこなのか、いったい今は未来なのか過去なのか……。
SF苦手な人間にもオススメ。
ところで読んで感じたことについて一言二言。多少ネタバレはあるけど、メインストーリーとは関係のないところなので大丈夫かな。
それは例によって歴史についてだ。宇宙と歴史? まあ聞いて欲しい。
物語では、よくあるパターンだけど人類ははものすごい危機を迎えて、なんとかそれを乗り切ったけれど、歴史を封印することにした。
そして、封印は100年、3世代を経て完了した、という設定になっている。要するに思い出したくない黒歴史をなかったことにしちゃったわけだ。
最初は乱暴な設定だなと思ったけれど、よく考えてみれば今だって第二次世界大戦で南京大虐殺があったんだかなかったんだか、あったとしたらどの程度だったのか、正直よく分からなくなっている。
学校の先生は日本の近現代史についてはあまり詳しく教えない。お年寄りもあまり語りたがらない。そして2世代3世代が経つと霧の中に包まれたようになってしまう。
逆に反日教育を受けた中国や韓国の若者は反日デモに参加する事に疑問を持たない。
歴史教育という物は実に恐ろしいものだ。そういうものだと教え込まれてしまうと、それが当たり前だと思い込んでしまう。
誰が彼らを責められる?
そういう風に育ったから
そういう風になっただけだ
何のために生きてるのかわからない人間が多いこの世の中でボクは胸を張って言える!
なんてすばらしい人生だと!
う~ん。漫画読んでふらふらしてる人間には耳が痛い。でも、こういう人間ってテロに走りそう。それよりはマシかな。マシだと思いたい……。
何で宇宙SF漫画を読んで社会派になんなきゃいけないんだか(笑)。日本と韓国とのゴタゴタがいつまでも続いているからかな。
宇宙つながりでこちらも紹介。これも最近読んだ。劇画の香り漂う男臭い漫画で真逆な感じ。まだ完結してないので最新刊を――。
そういえばまだこれも読んでなかった。歴史モノばかり読んでいると、反動なのか、時々、宇宙ものや未来ものが読みたくなる。そのうち読もう。
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