新型の iphoneをインドに工場を建てて作ろうとかいうニュースがあって、いよいよチャイナフリーになってきたなぁと思った。
ここでハタと気付いた。「いよいよ」って、いつからだったっけ?
記憶をたどってみると『社長 島耕作』で読んだ時だった。中国で反日運動が盛んだった頃。今から6年ほど前だ。
今となっては中国はトランプ大統領に対抗するのに忙しい。反日はもっぱら韓国でやってる。数年で変われば変わったもんだな……。
当時の暴動はどんな感じだったかと言うと、例えば14巻では初芝に勤めている中国人が暴動に巻き込まれて死亡したりしている。
15巻では中国に駐在している家族の女の子が、コンビニから中国人に水をかけられたりしている。中国人の店員のおばちゃんがかばってくれたりはしてたけど。
物語の世界では、政治面でもかなりドラスティックな動きがあって、中国人が尖閣諸島に上陸したり、日本側が毅然とした態度で対応したりしてた。女性の防衛大臣が「やっちゃいなさい」というシーンが印象的。
外交ベタ土下座外交の日本ではありえないフィクションだよなあと思いながら読んでいたっけ。
あれから数年、中国相手ではないけれど、韓国相手に輸出規制をしたり、国際捕鯨委員会から脱退して商業捕鯨を再開したりと、世界相手でも言いたいことは言うようになってきた。
漫画は時代を先取りしてる。
もう一つ、中国の反日デモについて描かれた漫画思い出した。
デモは、反日は言い訳で格差社会への抗議というのが作者の冷静な意見だ。その証拠に、最初は反日デモは大目に見てもらえたみたいだけど、すぐにデモ自体を規制するようになったと言う
「あんな小さい島より儲かる方が大事」と言うボッタクリなタクシー運転手の言葉がリアルだ。でもこれが庶民の感覚だろう。どこの世界でも同じ。
あと、なぜか、 中国は暴動が起こると塩を買う人の行列が出来るらしい。これは中国嫁の月(ゆえ)さんも恥ずかしがっていたw
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