らくだのライフハック

【漫画化計画】『まんがでわかるサピエンス全史の読み方 』読了。教養書も漫画版で。

この漫画を読むことは自分にとってはちょっとしたトライアルだった。あまりこの手の漫画は今まで読んできたことはなかったから。

 

まんがでわかる サピエンス全史の読み方 (まんがでわかるシリーズ)
 

 

当たり前のことだけど漫画を読む時はエンタメを楽しむつもりで読んでいる。

 

でも、最近は何かの入門書を読むときに漫画版で読んだりするようになった。例えばエクセルの入門書を何冊か漫画版で読んだばかりだ。

 

マンガで学ぶエクセル 関数

マンガで学ぶエクセル 関数

 

 

何より読みやすかったし、今まで知らなかった分野についての発見もあった。初心者用ということもあったにしろ、かなりのことを理解できたように思う。

 

マンガで学ぶエクセル VBA・マクロ

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  • 作者: 著者・監修:きたみあきこ,シナリオ:秋内常良,マンガ:朝戸ころも,マンガ制作:トレンド・プロ
  • 出版社/メーカー: マイナビ出版
  • 発売日: 2019/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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どうも自分の場合、漫画好きだけあって漫画で読むと本で読むよりも理解が早いようだと遅まきながら気づいた。

 

ちょうどKindle の読み上げ機能使えるようになったことだし、読むものは漫画版にして、文字だけの本は耳で聞くようにしようと考えた。

 

 

 

そんなことを考えている時に図書館で見つけたのが本書だ。

 

ジャンルで言うと歴史とか教養書ということになるだろうか。

 

主人公はやる気をなくしたニート女子でボルダリングと出会い仲間が出来て前向きになっていくというストーリーなんだけど、それがホモサピエンスの歴史とどうシンクロしていくのか? 最初はとても違和感があった。

 

おまけに巻末には堀江貴文さんの対談も載っている。なんでまたホリエモン

 

 

読み進めてみると本書の主張はシンプルで、ホモサピエンスがここまで栄えることができたのは、虚構、フィクションを信じて、それを共有することができたからだ、ということだった。

 

農業革命、文字、貨幣、帝国主義、宗教、科学、すべてフィクションとして世界史をぶった切る。

 

国家が市場と手を組んで、家族や共同体を解体し、消費にしか興味の持てない個人を支配した、と言う指摘は恐ろしい。

 

 

それと、農業革命までフィクション? と驚いたけど、生活が安定する代わりに、労働が増えたり身分の差が出来たり貧富の差が出来たりした、と言うことだ。

 

 

この考え方で言うと今は AI の奴隷になっているのかもしれない……。

 

 

堀江貴文さんが巻末の対談に選ばれたのはもちろんネームバリューからだろうけど、これまでの常識、つまりフィクションをことごとく覆してきたなんだろう。

 

 

読み終わってみると、なんでボルダリングと人類の歴史の組み合わせ? という思いは残るものの、するすると読み進めることが出来た。

 

原典と言うべき物の本は、難しそうだし、分厚いし、おまけに値段も高い。いつかはじっくり読んでみようと思いながら、結局いつまでたっても読まない本のカテゴリーに入りそうだ。

 

今回は漫画版という形だけれど、とりあえず読めたことは良かったかな。

 

 

このような漫画版とか、あらすじとか要約とかを読んで、わかった気になってしまうことは良くないことだとは知ってるけど、では自分が原典を読んだからといって、どれだけ理解できるかと思うと、甚だ怪しい。

 

例えば、あの源氏物語なんかでも、漫画版では読んだことがあるし、何種類か現代語訳が出てるので、読んで(聞いて)みたいとは思うけど、古文原典で読んでみようとはさすがに思わない。海外翻訳物も同様だ。

 

 

 

まぁ、しばらくは漫画版で読んでいく方針を続けてみるのである。

 

出版社は難しそうな本や長くて読むのが大変な名著などは、いろいろ漫画化していってほしい。例えば、こんな作品など……。

 

銃・病原菌・鉄 上下巻セット

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